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家庭ゴミ有料化に対抗する5ヶ条

ごみを捨てるのにもお金がかかる時代。節約のためにも環境のためにも、ごみ減量化を心がけましょう。

和田 由貴

執筆者:和田 由貴

節約ガイド

節約と環境のために真剣に考えたいごみ減量化

ごみ減量
節約のためにも環境のためにも。。
現在家庭ゴミの回収を有料にする自治体は着々と増えています。私ガイドが住むところも数年前から有料です。回収が有料でも無料でも、環境保護のためごみの減量化というのは私たちの課題であり、一人ひとりが意識して取り組んでいかなくてはならないもの。ましてや有料ともなれば、少しでもごみの量を減らすことが直接節約にも繋がります。

今回は節約と環境のために、ごみを少しでも減らす工夫についてお話したいと思います。

【ゴミを減量するための5ヶ条】
  1. レジ袋は貰わない
  2. 過剰包装は断る
  3. 分別をしっかりする
  4. ゴミになる物は買わない
  5. リサイクル、リユースを意識した商品選び



1.レジ袋は貰わない

年間にすると1人当たり300枚近くを消費しているというデータもあります。買い物にはマイバッグを持参する習慣を付け、余計なレジ袋は貰わない習慣を付けましょう。

ゴミ袋に使用するからレジ袋は欠かせない、という方もいますが、買い物のたび毎回貰うほどは必要ないでしょうし、ちょっとしたゴミなら新聞広告でゴミ箱を折ったりして代用もできます。

レジ袋を貰わないとポイントが溜まったりキャッシュバックをするというようなサービスを行っているスーパーも多く出てきています。また、スーパーのレジ袋を有料化するという動きもあります。現在一部スーパーで行われているレジ袋を有料化ですが、スーパー最大手のイオンでも、来春までにレジ袋が有料になることが計画されているようです。これからの時代節約のためにもマイバッグ持参は必須ということになるでしょう。

参考記事:レジ袋有料化?100円マイバッグ徹底比較!

2.過剰包装は断る


商品が箱や包装紙などで綺麗に包まれていると、見栄えは良くても本当に必要なのは中身だけですよね。過剰な包装はできる限り断りたいものです。

それからスーパーなどで買い物をしていても、製品として売られているものの中に「なぜ箱に入れる必要があるんだろう?」と思うような物が多くありますよね。いずれも流通過程などの中で、箱に入っているほうが扱いやすい等の理由によるものでしょう。ですが、必要なのは中身だけですから箱などは過剰包装ということになります。

こうした過剰包装をされた製品を極力買わないようにすることも、ごみ減量へ繋がります。

3.分別をしっかりする

ごみ減量
自治体の指示に従ってしっかり分別を。
ゴミを出さない工夫が一番大切ですが、どうしても出てしまったゴミは資源化できるものを極力分別をしてゴミを減らしましょう。地域によって分別方法は様々ですが、ほとんどの地域ではビン、缶、ペットボトル、古紙などは資源として別回収していると思いますので、できるかぎりの分別を心がけたいものです。

特に古紙類は、家庭ゴミの中でも大きなウエイトを占めるもの。新聞、雑誌などはほとんどの方が分別されていると思いますが、ちょっとした食品の空き箱やチラシ、ダイレクトメール、使用済みのコピー用紙など、資源化できる紙ゴミは非常に多いです。

食品などの梱包に使われているボール紙やダイレクトメールなどの中には、表面がビニールコーティングされているような物もありますが、簡単に剥がすことができるものは剥がして資源に。書類などホチキスが使われているものは、それを外してしまえば資源になります。牛乳パックに付いては専用の回収箱を設置する自治体も多いので、紙ゴミの類はかなりが資源化できるといえるでしょう。発泡トレイなども、専用の回収箱を設置する自治体の場合、これらもきちんと洗って資源にすればかなりゴミのカサは減ります。

面倒くさくてついつい…となりがちな部分ですが、ちょっとした日ごろの心がけで、かなりのゴミを減量できますので、各自治体のルールに従いぜひ実践してください。

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