節約/食費の節約

冷凍庫は食費節約の強い味方! 知って得する!冷凍術【肉魚編】

適切な冷凍保存で、美味しく長持ちさせましょう。今回は肉類、魚介類の冷凍保存方法のご紹介です。

和田 由貴

執筆者:和田 由貴

節約ガイド

以前「知って得する!冷凍術【野菜編】」として、野菜やきのこ類の冷凍保存法をご紹介しました。
今回は肉類、魚介類の冷凍保存のコツをご紹介したいと思います。
肉や魚など、冷凍で保存されている方は多いと思いますが、適切な冷凍保存方法でより美味しく食材を保存しましょう!

肉類
肉を冷凍する時のコツは、新鮮なものを急速に冷凍することです。
急速に冷凍するために、ラップで包んだ肉を、アルミのトレーに乗せて冷凍するのがオススメです。
アルミは熱伝導率が良いので、急速に冷凍することができます。
アルミのトレーは、トースターなどに付属してる物を利用すると良いですが、無い場合には右の写真のような、お菓子の空き缶の蓋を利用してみてください。
解凍は冷蔵庫で自然に解凍するのが一番。
電子レンジ解凍は加熱のしすぎに注意してください。
常温で解凍すると、細菌が増殖することがあるので、避けてください。
薄切り肉一枚ずつ重ならないようにラップに広げて包みます。
かたまり肉一口大に切ってから、重ならないように並べてラップに包みます。
挽き肉だいたい100g位を目安にラップに巻きます。
この時のコツは、空気を抜くように、薄く平らにすることです。
また電子レンジで解凍する場合には、角の部分に火が通りやすくなってしまうので、円形に冷凍した方がまんべんに解凍できます。
魚介類
切り身魚を冷凍するときは一切れずつラップをします。
一尾丸ごと冷凍する場合は、内臓は取り除き、水気をよく拭いてからラップをして冷凍します。
焼いて調理する場合、それほど厚みのない物は凍ったまま焼きます。
厚みのある物は中心が生焼けになる事があるので、解凍してから焼きましょう。
貝類あさりやはまぐり、しじみなどの貝類は、砂抜きをしてよく洗い、水気を切ってビニールに入れて冷凍します。
調理は凍ったまま加熱します。
凍らせてしまっても、加熱するときちんと口が開きますよ。
かきなどの生で食べる物は冷凍できません。
魚卵たらこ、明太子、いくらなどの魚卵も冷凍できます。
解凍は凍ったまま冷蔵庫に入れて、自然に解凍させます。
冷凍やけをしやすいのでラップできちんと包んで冷凍し、2週間を目安に使いましょう。

あさりの冷凍です。
使う時はよく火を通すようにし、10日を目安に使い切りましょう。


今回は肉類、魚介類の上手な冷凍保存方法をご紹介しました。
上手な冷凍保存をすることが、食費の節約につながります。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
次回は卵や豆類などの保存方法をご紹介します。

関連リンク
*食費の節約
*知って得する!冷凍術【野菜編】
*知って得する!冷凍術【その他】


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