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デンマークのワーキングホリデー事情(上)(2ページ目)

ワーキングホリデー体験談。今回はデンマークのコペンハーゲンでワーキングホリデーを体験しているShoheiさんに話を伺いました。デンマークでの仕事、物価、税金、文化面での日本との共通点など、盛りだくさん!

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

デンマークへの決意

ワーキングホリデー・デンマーク
現地の人達と家庭菜園を楽しむ。
英語圏であるカナダでも、海外で生活することの厳しさを 痛感していたので、言葉がわからないデンマークで働くことを考えたとき、期待と不安の両方が以前よりも格段に現実的に感じられ、正直、恐れに似た気持ちもありました。

加えて、お世話になっていたカナダの会社から、就労ビザを出してもいいとのオファーもあり、かなり迷いました。それでも、最終的には厳しくても得難い経験を積むべく、憧れのデンマーク行きを決意しました。

ガイド:カナダで就労ビザを出してくれるスポンサーがいたのですね。ワーホリで渡航、そのまま現地で就職のルートはワーホリメーカーにとって理想とも言える道なわけですが……、もったいないような……。

Shoheiさん:実際、それを強く望んでいる方も多いでしょうし、もし私も海外移住だけをメインに考えるのであれば、確かにもったいなかったでしょう。居心地もよかったですし。それでも私には、自分がこれからどのような経験を積めるかのほうが、優先度が高かったのです。

デンマークでのワーホリ経験者はまだ80名程度、当然情報は少ない!

ガイド:とても前向きな選択だったのですね! それでもカナダでのワーキングホリデーと比べて、デンマークのワーホリを経験している日本人はまだ79名(ビザ発給総数)しかいません(カナダは86,896名)。
当然情報が少なかったとは思いますが、いかがでした?

Shoheiさん:旅行された方々や企業の駐在の方、既に現地で暮らして数10年という方々の情報はありました。しかし、 ワーホリメーカーはその中間という独特の存在のため、どのようなワーホリ生活が送れるかという情報は皆無でした。あとは、カナダでの生活を通じて何をどのようにして生活を作り上げていくかのおおまかなイメージと多少の自信だけでしたね(笑)。

ワーホリビザを得られた79名のうち、おそらく多くの方がコペンハーゲンに滞在されていると思います。情報がない、つまり決まったパターンがないだけに、それぞれ独特な滞在をされ、それがまたデンマーク独自のワーキングホリデーのスタイルになっているように思います。それはとても面白いところですね。

>>デンマークで英語は通じる?>>
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