留学生が安心できる体制を整えているオーストラリアの補償制度
やはり緑のあるキャンパスは落ち着きます。 |
例えば、語学学校のひとクラスの最大人数といったことまで、「留学生のための教育サービス法(ESOS法)」とそれに関連する法規により規定し、連邦政府と州・準州政府が共同で管理しています。
関連法規のひとつにCRICOS「留学生向け教育機関・コースの政府登録制度」があるのですが、これは、オーストラリアで留学生を受け入れるすべての教育機関に、政府への登録を義務付けたもので、現在、語学学校を含む1200以上の教育機関が政府登録されています。
そして、語学学校を含む各教育機関は、留学生が受講するすべてのコースをここに登録する義務があり、政府登録された教育機関およびコースには、登録番号が与えられます。
この番号は、留学生向けの情報資料等に必ず記載されていますので、登録番号の記載がない場合、その教育機関は政府登録されていない可能性があるということになります。これからオーストラリアへの留学を検討する人にとっては、最もわかりやすい安全対策ですので、是非チェックしてみてください!
補償制度の対象外は?
ESOS法では、すべての教育機関に、入学時に留学生との間で書面による契約を交わすことを規定しています。契約書類には、就学が不可能となる原因が学生側または教育機関側にあるそれぞれの場合について、授業料返金に関する留学生の権利を明記しなくてはいけません。何らかの理由により学生ビザが拒否されたり、教育機関がコースを実施できなかった場合、留学生はESOS法により保護される仕組みです。留学生がコース受講を中止した場合、他国の語学学校では返金が認められない場合などもありますが、オーストラリアにおいては、留学生と教育機関が交わした返金規定に基づく授業料の返金や、代替コースへの移行などの処置によりサポートされます。
ただし、ワーキングホリデービザや、3ヶ月未満の短期留学については補償の対象外ですので、ご注意ください!
オーストラリアでは国を挙げて留学生の権利を確保し、留学中の障害が極力無いようにすべく取り組んでいます。
そうした背景には、オーストラリア政府が「教育産業」を国の産業の柱として、鉱工業、農業、ツーリズムと同様に重視しているからです。
【関連リンク】
CRICOSのホームページ
例えば大学に対しては、スムーズに志望学部に進学するためにはどのような方法があるか、どの大学進学準備課程に入学すればよいか等、的確なアドバイスを求めると良いでしょう(通訳付きです!)。
また、将来移住を考えている人にとっては、学習する州によって永住権獲得に必要なポイントが高く設定されていたりとか、あまり知られていない情報もあります。是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?
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