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オーストラリア・メルボルン留学はいかが?(2ページ目)

留学フェアの開催等、留学生の獲得に熱心な国オーストラリア。そのオーストラリア、メルボルンにて留学生サポートセンターを運営する石原さんにオーストラリア留学の魅力や留学生が戸惑うポイントなどを伺いました。

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

オーストラリア、そしてメルボルンを選んだ理由

オーストラリア留学
オーストラリアに移住し、今年で23年目。当時は「情報」と言えるものはほとんどなかった。
ガイド:そもそもオーストラリアに移住したきっかけは?
石原さん:サラリーマン時代、当時静岡県にあった「貿易研修センター」という研修所に派遣され、3ヶ月間缶詰になって英語と貿易実務の勉強をしていました。たまたまそこに、オーストラリアで日本語教師をしている現地の人たちが研修にきていて、親しくなり、よく飲みに行きました。

それまで、自分の中では外国人といえばアメリカ人でしたが、初めて話したオーストラリア人は、おおらかで、のんびりしていて、そして少しシャイで日本人に近いものも持っているように感じました。その頃ですね、オーストラリアに行きたいと思いはじめたのは。

それから5年後の1984年に会社を辞め、オーストラリアで日本語教師をしようと思い立ちました! 今にして思うと、オージーの彼らに会ったことが、私の将来を決める大きな要因になっていたのですね。

ガイド:なぜメルボルンを選んだのですか?
石原さん:最初はシドニーに住もうと考えていたのですが、メルボルンを訪れた時、ゆったりとして落ち着いた雰囲気のこの街がとても気に入りました。また、街は世界中の人種が集っている感じなので、違和感なく溶け込めるところも良かったです。これは今も変わりません。

メルボルンは5人に1人が海外生まれの国際都市

ガイド:メルボルンについて教えてください。
石原さん:実際、メルボルンのあるビクトリア州の市民は5人に1人が海外で生まれています。そのような社会ですので、留学生などの「外国人」も特別な存在ではなく、居心地がいいですよね。

ギリシャ人街、イタリア人街、ベトナム人街は言うに及ばず世界160カ国以上の国からの人が移住し、街を形成しています。そして、そこには必ずエスニックなレストランが立ち並んでいるので、私がもっとも恩恵を受けているのは食文化ですね(笑)。

メルボルンはまた、スポーツのメッカでもあります。全豪オープンテニス、F1レースも街中から遠くないところで行われています。

こんなメルボルンが好きになってしまい、23年も住むことになりました。


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