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ホームステイ受け入れで、国際交流に貢献!(2ページ目)

多くの日本人がアメリカやカナダ、オーストラリアなどでホームステイを経験してきました。私もホームステイの受け入れ先に手紙を出したり、お土産を買ったりしたものです。今回はホームステイ受け入れのお話です。

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

ホームステイに受け入れる学生はどんな留学生?

お子さんがいれば、身近な国際交流を体験させることにもなります。
受け入れる留学生は、東京近郊の大学や専門学校に通う学生もいれば、短期のサマープログラム等に参加する学生もいます。留学の目的も様々ですし、国籍や性別も顕著な偏りはありません。

中には、まだ日本語がそれほど話せない留学生もいるようですが、日本に対する文化的な関心はみなさん非常に高いこと。

特に交換留学などで大学を代表して来日する留学生はとても優秀な学生さんです。

こういった留学生が日本の文化や実際の生活を体験したいと思い、ホームステイを希望しています。

ホームステイの受入をするに際しての条件

ホームステイの受入れは、ホストファミリーのボランティア精神に基づくものであることが前提(JTBホームステイ・ジャパンからの薄謝はあります)です。

その上で、プライバシーが保てる個室と、平日は朝と夜の2食、休日は3食の提供が条件です。基本的には日本語を勉強するための留学ですので、日常会話は日本語でかまいません。ただ、どうしても分からないことを説明する時などは、ご家族に、英語を少しでも理解している人がいると、相互の理解が円滑にいくようです。

ホストファミリーになる心構え

多くの日本人留学生が不安に思うように、初めて来日する留学生もまた、母国語以外での生活や日本独自の生活習慣にとても不安を感じています。まずは「お互いカルチャー・ギャップは当たり前」という気持ちで、あまり神経質にならず、おおらかな気持ちで向き合う事が大切です。

例えば食事についてですが、何も特別な料理を用意する必要はありません。普段ご家庭で作られている食事を提供するのが基本です(食べられないものは事前に連絡があります)。初めて飲む味噌汁、使い慣れない箸など、そういったものから、留学生にしてみれば異文化体験ですし、お互いのコミュニケーションの始まりにもなります。


>>日本にホームステイをした留学生の体験談>>
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