高校卒業後の進学先は?
卒業式の様子。どことなく気品が漂う。 |
友冨さん:私がお世話しているなかでは、住み慣れたカナダの大学へ進学される方、または帰国子女枠にて日本の大学に進学される方がほとんどですね。アメリカの大学へ進学を希望される方もいるのですが、その場合、大学にもよりますが、SATの試験勉強及びTOEFLのスコアを提出する必要がありますので、希望校を早めに決定し、これらの勉強もしていかなくてはいけません。
ガイド:現在、日本の上位校と呼ばれる大学では国立大学も含め、帰国子女枠で相当数の学生を受け入れていますし、高校をカナダ、大学を日本という考え方もあるかもしれませんね。
最後に高校留学を検討している親御さんにメッセージをお願いします。
友冨さん:カナダの高校を卒業した生徒さんたちは、皆「高校留学は思ったより大変だった」というコメントを残します。また一方で、口々に海外に出なければ気づかなかったと、日本の歴史や文化の大切さを語り、日本の良いところを逆に見出すことが出来るようです。
そして、長期に亘る留学で、全員が「家族の大切さ」を実感します。これは留学の副産物でありながら、最大の成果かもしれません。これまでは、当たり前のように近くにいてくれた家族の尊さに改めて気付くのです。
「息子・娘が変わった」、「ありがとうという言葉が自然に出てくるようになった」と喜んでおられるご家族がとても多いのには、こちらも驚かせられるほどです。
英語力を身につけ、視野を広げ、目標を達成させて自信をつけるというだけでなく、こういったご家族との関係が円滑になったというコメントが意外に多いのも留学から得られる素晴らしい点だと思います。
表情豊かに、感情を表現する北米の子供達の中で生活するうちに、日本にいた時よりもうまく感情を表現したり、意思疎通が図れるようになるお子さんも多いですね。
留学中は、支えになって頂けるご家族からの精神面でのサポートが重要になってきます。ご本人だけでなく、ご家族の皆様も「一緒に」留学を楽しんでいただけたらと思います。
是非、情報収集など準備段階からご家族での話し合いをできるだけもって頂き、現地での生活が始まってからも、現地にいる私達のような留学カウンセラーと一緒にお子様の留学生活を支えて頂けると嬉しいですね。
ガイド:友冨さん、ありがとうございました。
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