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ハワイ親子留学 学校選びの極意とは?(2ページ目)

ハワイ留学の特に「親子留学」に携わって10年という万浪さんに、学校そしてプログラム選びの極意を伺いました。

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

サマーファンタイプ プログラム

ハワイ「親子留学」
YMCAサマーファン、終了記念写真。子供たちは、若いインストラクターが大好きです。
ガイド:これも人気と聞きましたが、サマーファンタイプのプログラムについて教えてください。
万浪さん:勉強はほとんどなく、アート&クラフト(図画工作)、ゲーム&水遊び、歌やダンス、スポーツなどのアクティビティが中心のプログラムで、夏休み・冬休み・春休みに1週間単位で参加できます。英語をそれほど必要としないプログラムであるため、5歳以上で元気に遊んで過ごすのが好きといったお子様にオススメです。
1週間に1度、フィールドトリップとして遠出する機会もあり、時にはホノルルから離れた本物の自然に触れる機会も提供してくれます。

ガイド:YMCAが有名ですね。
万浪さん:ただ、簡単に参加できるため、サマープログラムは短期滞在の日本人子女でいっぱいになることが難点です。特にアラモアナにあるセントラルYMCAなどはロケーションと時期によって、短期滞在の日本人で埋め尽くされてしまい、ローカルの雰囲気を味わうのが難しい状況です。より「自然な英語環境」にこだわりたい場合は、空き状況等調べる際に、日本人の割合・短期滞在者の割合等を確認しておくといいですね。
なお、可能な限り日本人の少ない環境をご希望であれば、ホノルル中心部ではなく、郊外の開催地を選ぶと良いでしょう。例えばカハラ地区にあるカイムキ-ワイアラエYMCAやヌアヌYMCAでは、そんな時でも日本人は少数派です。ただ、こんどは逆に英語が全くできないお子様にはつらい環境であることをご理解ください。

現地の幼稚園や小学校をプチ体験

ガイド:現地の幼稚園や小学校を少しだけ体験させてみたい、という問い合わせも多いですよね?
万浪さん:実際お問合せ段階では、一番ご要望がありますね。
普通に英語が話されている環境で、現地の子女と交流させたい。ハワイの伝統校や名門校、ローカルムード溢れる学校の雰囲気を体験させてみたいなど、ハワイならではの現地校に入れてみたいと思う母心ゆえにでしょう。
ただ、その一方で現地の人たちと同じように学校に通うわけですから、それなりに高いハードルもあります。それぞれのプリスクール(2歳~)・私立幼稚園・私立小学校学校によりますが、サマースクールの場合、1週間単位もしくは2~3週間で1タームといった参加形態になります。ハワイ州規定のTBテストと健康診断が必須で、授業料も、学校によりかなりお高めのこともあります。
それと、プリスクールや幼稚園であればお昼寝タイムがあることを前提とされた方がよく、お昼寝が嫌いなお子様は、学校を決める前にお昼寝が嫌いな子への対応を確認した方が良いです。学校・先生により、厳しくお昼寝を強制したりしますので(笑)。


>>私立小学校のプログラムに参加する場合、英語力は必要?>>
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