本場、アメリカのディズニー・ワールドで鉄板シェフというお仕事に就いた実渕さん |
さて、先日当サイトで、この人気プログラムに参加した葉山さんの体験談をご紹介しましたが、今回はその第二弾として日本ではあまり馴染みのない鉄板シェフの仕事(日本とアメリカとではその存在がかなり違うようです)に就いたという実渕さんの体験談をご紹介します。
(▲販売部で働く葉山さんの体験談はコチラ)
ディズニーで働くのが夢でした!
子どもの頃から遊園地やテーマパークが大好きで、地元福岡でも遊園地で働いていたという実渕綾香さん。長年の夢であるディズニーで働きたいという思いから、東京のディズニーランドでのアルバイトの職を得て上京したのは2005年のこと。その実渕さんに転機が訪れたのは、憧れのディズニーランドで毎日楽しく働いて10ヵ月が過ぎた頃、アメリカのディズニー・ワールドで1年間働けるプログラムの存在を雑誌で知った時でした。「もともと人が楽しんでいる姿を見るのが好きで、人を喜ばせる仕事がしたいと思っていました。ディズニーは人を楽しませる一流のテーマパーク。働く人もゲストも幸せで、皆が生き生きしている、本当に素敵な場所だと思います。この情報を見つけた時は『あっ、コレだ!!!!』と何の迷いもなく応募の準備をしました。1年間でも世界のディズニーが体験できるなんて!まさに私のためのプログラムと思ったぐらいです(笑)」
人を楽しませるのが好きで接客業が大好きという実渕さん、渡航前のTOEICのスコアも600点あり、このプログラムが求めている人物像にぴったりの人柄だったのではないでしょか?
初めて目にした鉄板シェフという仕事
現地に到着後、(『The三越カルチュラル・リプレゼンタティブ・プログラム』)の参加者たちはまず、自分たちが働く予定の職場を全て見て回ります。そこで先輩たちの働きぶりを見たり、話を聞いたりして自分の働きたい職場の希望を出します。「私は、カウンターサービス、レストラン(寿司、鉄板)サーバー、シェフの仕事の中から、鉄板シェフを希望しました。鉄板焼きのシェフは日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは代表的な日本食レストランとして数多く存在しています。日本の鉄板焼きのお店と違うのは、シェフがカウンター越しにゲストの前でパフォーマンスをしながら食材を調理することです。ひとつの鉄板テーブルでゲストがシェフを中心にぐるりと囲み、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、わくわくしながら注目しているんです! 食事を提供するだけではなく、調理のところからがゲストサービスで、食事中もゲストと一体になって場を盛り上げるというのは、鉄板シェフならではの醍醐味だと思いました。先輩からも『自分を変えたい人は鉄板シェフの仕事がいい』と薦められ、決めました。」
確かに、日本の鉄板焼きのシェフとは随分イメージが違うようで、そこはさすがにアメリカ、エンターテイメントのディズニーならではです。実渕さんは6週間のトレーニングを受けて無事合格、いよいよオンステージに出ました。
次のページは、鉄板シェフとしてデビューした実渕さんの働きぶりをご紹介します。