そこで、ホームステイが決まるまでの流れをお教えしましょう!
海外ではホームパーティが開かれるのは一般的。積極的に参加して友だちをたくさん作ろう! |
どうして、ホームステイ先が決まるのは遅いのか?
日本の留学エージェントに留学の手配をオーダーした場合、その会社は現地オフィスや提携オフィスにホームステイ先の手配を依頼します。現地オフィスで直接ホームステイ先と契約していない場合は、現地にあるホームステイ斡旋業社に依頼するケースもあります。
また、学校にホームステイコーディネーター(ホームステイ先との契約やケアなどを行う担当です)がいる場合には、学校を経由で依頼する場合もまります。
つまり、皆さんがホームステイの手配をお願いした場合は、以下のような流れになるのです。
1)留学希望者 → 留学エージェント → 現地オフィス → ホームステイ
2)留学希望者 → 留学エージェント → 現地オフィス → 現地ホームステイ斡旋業者 → ホームステイ
3)留学希望者 → 留学エージェント → 学校 → ホームステイ
4)留学希望者 → 学校 → ホームステイ
5)留学希望者 → 学校 → ホームステイ斡旋業者 → ホームステイ
皆さんとホームステイ先には、このようにいくつもの間が入っています。
どのパターンだとトラブルが少ないとか、多いとかの区別はありませんが、このような流れでステイ先は決まってくる上に、皆さんの学校選びやコース選び、最終的な出発から帰国日が決定されてから、ステイ先も最終決定になるため遅くなるのです。
どんな希望が出せるのか?
ホームステイ先の手配をお願いする際に、一般的にオーダーシートまたはアンケートのようなものを記入して提出します。これが現地エージェントや学校側がホームステイを手配する際の基準になります。
一般的には、
・一人部屋または相部屋の希望
・ペットの好き嫌い
・喫煙・禁煙
・子どもがいる、いない(年齢など)
・通学時間
・趣味
・食べ物の好き嫌い
・アレルギーの有無
以上のような項目をチェックし、それに該当する(または該当しない)家庭を手配します。基本的には「あくまで希望」となるので「必ず」となるとは限りません。アレルギーなど生活に支障をきたすような要件に関しては、事前に伝えておくといいでしょう。
最近人気の選べるホームステイ
最近では、「選べるホームステイ」といったプログラムを紹介しはじめている留学エージェントも登場してきました。WEBサイト上で家庭の写真を掲載しているところもありますし、オフィスで写真やビデオなどを見ながら選ぶことができます。
基本的に、「部屋」と「食事」の提供という部分では他のホームステイと変わりはありませんが、異文化交流に積極的で留学生の面倒見がいい家庭や、複数名の留学生を受け入れていてステイ先自体が異文化交流の大きな場である家庭、同年代の子どもがいる家庭、家族全員でキャンプをするのが好きな家族などの情報が事前にわかり、その上で第一希望を出せるのです。それぞれの家庭の留学生に対する姿勢や、家族の趣味や志向などを知った上で申し込みができる訳です。
また、事前にホストファミリーとメールや手紙などでコンタクトがとれるなど出発前のホームステイに対する不安が払拭されやすいのも魅力です。当然、ホームステイ先の部屋の空き状況などもあり、必ずしも希望の期間に希望の家庭に滞在できるとは限らない点は注意してください。
●選べるホームステイプランは、こんなものがあります。
ウィッシュ・インターナショナル(ホームステイ詳細リストが見れる)
留学センターU23
Assist留学コンサルタント
■取材協力 オーストラリア留学フェア