ホストファミリー編
●文化交流に役立つ折り紙
「折り紙(千代紙)がイチ押し。田舎にいったとき、日本好きの家庭に遊びにいったときのほか、子供の前で鶴なんか折ってみると、大変ウケました。それから、日本の食文化を紹介するときに、割り箸を見せると楽しんでもらえました。現地でもチャイニーズレストランは、とても流行っているので、お箸の使い方を教えて欲しい、というリクエストもあり、よちよち使いながら会話もはずみました。千代紙で箸置きとかをつくっても、とても喜ばれました。」
(イタリア C.Y.さん)
和風のポストカードは、「サンキューレター」などに使える |
●当たり前の日本の光景が外国では珍しい
「ホストファミリーとの話題作りに役立ったのが、日本から持っていった写真。家族や友人の写真のほか、日常風景のひとコマやお祭などのイベントの写真も好評で話がはずんだ。ステレオタイプの古典的な日本じゃなく、モダンなフツウの日本を知ってもらうのによかったんじゃないかな。プレゼントがてらキレイなポストカードを持っていくのも喜ばれる。」
(カナダ K.I.さん)
●日本食ブームにあやかって
「おにぎりや巻き寿司が簡単に作れるキッチン雑貨が好評でした。オーストラリアの都市部では、ランチのテイクアウェイでも巻き寿司が人気で、日本食を食べ慣れている人もたくさんいるみたいです。事前に食材は持ち込みが厳しいって聞いていたので、現地で調達した材料で簡単な日本食の実演ができたらなあ、と思ったのが大正解。子どものいる家庭なら、かわいいお弁当箱なんかもよさそうですね。」
(オーストラリア Y.A.さん)
●料理がダメなら、レシピでも
「日本のお菓子は意外にウケがよかったので、持っていくといいと思う。ホームステイする人は、日本食をつくってあげるために多少の食材を持っていってもいいかもね。わたしみたいに作れない人は、レシピでも喜ばれると思う。ホームステイしていた家のホストマザーは、『日本食のレシピがほしいぃ~! なんであなたはつくれないの? あなたのママに電話してきいてよぉ~!』って常に言っていた(笑)。最近、栗原はるみさんがイギリスで日本食の料理本を出したから、それをお土産にしてもいいかも。」
(イギリス M.H.さん)
●アルコールは距離を縮める
「ホストファミリーがアルコールを飲むかどうか出発前に聞いておいて、日本酒を持っていったら、あっという間に仲良くなれた(笑)。30代でのホームステイで、ホストマザーやホストファーザーとの年齢差がなかったから、というのもあるけれど、友達感覚でずっとつきあうことになったきっかけはあのお酒だったかも……。」
(オーストラリア K.W.さん)