荷物はなるべくコンパクトに。「足りないものは現地調達」という心づもりで |
留学やワーキングホリデー、ホームステイの出発準備をしている人から、よく聞かれるのが「何を持っていけばいい?」という質問。期待と不安でドキドキの出発前には、「あれもいるかも」「これも必要」と所持品リストが膨らむ一方……という人が多いようです。
そこで、今回は海外生活経験者の先輩たちに「持っていって役に立ったおすすめアイテム」「あれがあったらなあ……と思った便利グッズ」について、エピソードを織り交ぜて語ってもらいました。ホストファミリーへのおみやげに頭を悩ませている人へのヒントも盛りだくさん。この春、海外で新生活を始める人、必見です!
日常生活編 Part I
●日本だったらタダなのに……
「日本ではご飯を食べるところではたいていおしぼりがもらえますが、海外ではおしぼりをもらえるところは少数派。屋外で食べ歩きを楽しめる国もあるので、ウェットティッシュを持って行くと便利です。紙類は日本の方が安いと思うし、ポケットティッシュはタダでもらえることが多いので、それを集めて持っていくといいと思います。現地で無駄にお金を使いたくない人は是非!」
(フランス H.Y.さん)
●飲みなれた薬は安心感アリ
「わざわざ薬なんて持っていかなくても……とも思いますが、特に冬を越す場合、日本よりも乾燥しているし、どうしてもカゼをひいたりしてしまいます。現地でも買えますが、やっぱり欧州人向けなのか、効かない。日本で飲みなれたものの方が、早く元気になれる気がします。薬類で一番便利だったのは、『ひえぴた』(発熱時に使う冷却ジェルシート)。軽い捻挫のときにも便利で、現地の人にもウケました。」
(イタリア C.Y.さん)
●欧米人とはスタイルが違う!?
「衣服類の中で、持っていってよかったと思うのは、下着類とパンスト。現地のものも使ってみましたが、スタイルが違うせいか、サイズがぴったりくるものを見つけるのは至難のワザ。パンストは質が全然違ったため、結局日本から送ってもらったりもしました。流行の服は浮いちゃって、出番がなくなったので、日常着はシンプルなものを持っていくのがベストだと思います。カナダのように寒い土地では、防寒用の上着などは現地で買ったほうがいいですね。そうそう、冷え性なので、使い捨てカイロは役立ちました。」
(カナダ N.N.さん)