萩原さん以外は全員タイ人の ホームパーティーに招かれて |
「メルボルンは多民族都市なので、安くておいしいアジアン・フードをはじめ、モロッコ、エチオピア、レバノン、アフガンなどちょっと珍しい国のレストランもそろっています。わたしがはまったのはレバノン料理! 余暇には、映画もよく見にいきました。日本に比べて値段が安くて、ボリウッドと呼ばれるインド映画やアートハウス系など、あまり日本では見られない映画もたくさん上映されているんです」
時間に余裕ができて始めた週末のアルバイトは、オーストラリアの看護の現場や社会を垣間見ることができる絶好のチャンス!
週末は郊外に出かけることも |
順調な留学生活を送った萩原さんだが、オーストラリアで暮らす苦労はなかったのだろうか?
「オーストラリアの人々はよくも悪くものんびりやさんなところがありますねえ。重要な書類が期日までに届かなかったり、提出したはずの書類が来ていないと言われたりすることは度々ありました。支払済みの学費が、払われていないとして再請求されたこともあったんです。最終成績表さえ点数やグレードに誤りがあったため、卒業の数日前まで大学側と交渉していたくらいです。ウチの大学だけかと思ったら、こういうことはどこでも起こるみたいですね。日本的なサービスを求めるのは無理なので、すべての書類はコピーを取り、レシートは保管して、自分の正当性を主張できるようにしておくことが大切です」