おけいこ留学の滞在は、ホームステイが主流。学校に通いながら、日常性価値を体験! |
旅行のピークシーズンをはずし、航空券が安めの時期に行く!
「人気のおけいこ留学で、定番化してきているのは『オーストラリアで自然環境の大切さを体験し、考える エコワーク&エコツアー』と『イタリアのマンマから学ぶ 美しいトスカーナ家庭料理』です。両方とも2週間前後の日程が一番人気です」とは、H.I.S.の関東営業本部 ツアー企画 留学担当係長室井哲さん。
「ただの旅行ではなく、『学び旅』というスタイルが主流になってきていますね。参加者は20代後半から30代前半の女性がほとんどです。これからの時期ですと、9、10、11月といった旅行のピークシーズン以外のご参加が多いです」
航空券も比較的安く、混雑も少ない時期が人気とのことで、比較的海外旅行慣れしたOLさんや社会人の方の参加が多いようです。最近は夏休みが必ずしも8月でない会社も多くなってきたので、すいていて航空券の安い10月ごろが、おけいこ留学はベストシーズンでもあります!
どんな人が参加している?
参加者の中心は20代~30代。公私共に多忙な年代ながら、海外で学ぶことをオプションのひとつとして捉え、「やりたい!」という自分の気持ちを大事にあたためてきた人たちです。「海外で何かをしたい!」という人の急激な増加は、同世代のスポーツ選手らの海外での活躍ぶりが、マスコミを通じて報道されるようになった影響もあるのかもしれません。
おけいこ留学に行く人のタイプは大きく分けて3つあります。
イタリアの家庭料理を習うプログラムはおけいこ留学の定番、人気プログラム |
1)新しいことにチャレンジする余暇エンジョイ派
スポーツやカルチャーなど、未経験でも興味のあることがあれば、気軽に挑戦。初めて取り組んだことを通して、観光では触れることのないその国のホントの顔や自分自身を再発見する人もいれば、体験プログラムがきっかけとなって、帰国後は専門的な道に進む人も。
2)趣味や特技を極めるプライベート充実派
日本で通っているおけいこごとや、趣味・特技としてある程度の知識や経験があるものを磨いたり、日本に入っていないスキルをいち早く身につけたりするために参加。実践的な内容のものが人気。
3)仕事に生かすスキルアップ・キャリアアップ派
修了証や資格を取得をめざし、長期の展望を持って参加。退職などを機に、人生をリセットして、旅立つ人も多い。すでにプロとして活動している人、またはプロ予備軍が、本場の技術を身につけるために、短期集中プログラムに参加することもあり。
次のページでは人気のあるおけいこ留学のプログラムをご紹介します。