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ステイ先の探し方と、知っておきたいファームの暮らし ファームステイの基礎知識(2)(2ページ目)

体験型、ボランティア型、仕事型、と3つのタイプ別に、滞在先ファームの探し方を紹介します。知っておきたいファームの暮らし、ファームステイ必需品も要チェック!

執筆者:南田 登喜子

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ほどほどボランティア型
  
仕事を手伝う代わりに、宿泊と食事が提供されるエクスチェンジ型ファームステイのネットワーク組織がいくつかある
  
イギリスで始まり、世界各国で発展したWWOOF(ウーフ=Willing Workers on Organic Farms)は、その代表的なプログラム。ホストの大半は、オーガニック栽培(有機農法)を実践しているファームで、普及が進んでいるオーストラリアでは1200以上、ニュージーランドでも、550以上のオーガニックファームが登録しているウーファーと呼ばれるメンバーになると、その国のホストファームのリストが載った小冊子がもらえるので、条件に合うファームを探して、直接連絡をするシステムになっている。
ワンポイントアドバイス
  
条件や居心地がいいファームは常に人がいっぱいということも。ぎりぎりになると、条件が厳しいところしか滞在OKの返事がもらえない可能性アリ。
   【関連サイト】

WWOOF
世界各国のWWOOF組織へのリンクページ。国ごとにルールが若干違うのでので、滞在を希望する国のサイトをチェックしよう。(英語)

Organic Volunteers wwoof program
タイプ別、地域別にアメリカのWWOOFホストを検索できるサイト。ファームの規模や内容、受け入れ人数、エクスチェンジの条件などが確認できる。(英語)

TERN (Travelers Earth Repair Network)
パーマカルチャーと呼ばれる自給自足型の環境にやさしいスタイルの農業や、森林管理を進めるネットワーク。世界各地の250以上のホストが、一時滞在者を受け入れている。(英語)

  
パワフル仕事型
  ファームで本格的に仕事となると、ビザの問題が出てくる。そこで、現実的には、海外のファームで働いて給料を得ている日本人の多くが、ワーキングホリデーで滞在している若者ということになる。   
制限つきながら就労許可のあるワーキングホリデービザさえあれば、オーストラリアやニュージーランドの農園・果樹園で仕事を見つけるのは、たいして難しくない。「フルーツ・ピッキング」と呼ばれる収穫作業が中心で、要はタイミングの問題、というわけだ。ちなみに給料は時給ではなく、キロ当たりいくらとか、バケツ一杯いくらとかの出来高制が中心。
ワンポイントアドバイス
口コミの仕事が大半を占めるので、現地に行ってから仕事を得るパターンがほとんどだが、ワーキングホリデーのサポートを行っているエージェントの中には、有料で手配を行っているところもある。      【関連サイト】
  
The Harvest Guide  (from Aussie Backpacker)
いつ、どこで、何が収穫できるかをまとめたオーストラリアの収穫カレンダー。フルーツピッキングに混じって、ロブスターやエビなんてのもアリ!(英語)

Seasonal Work in New Zealand
ニュージーランドの季節労働者専門求人データベース。地域別に検索ができ、雇用条件も確認できる。(英語)

   

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