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日本とちょっぴり違う? 家族と過ごす欧米流クリスマス(2ページ目)

日本ですっかり定着したのは、なぜか商業主義的クリスマス。さてさて、キリスト教徒がたくさんいる本場では、どんなふうに過ごすのでしょうか?

執筆者:南田 登喜子

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ホームステイする人は……

クリスマス前には日常生活用品まで便乗値上げになることがあるのが、長期滞在者にはツライところだが、営業時間の延長をするお店も多いので、いつもより遅い時間でもショッピングが楽しめる可能性は大。ただし、クリスマス明けには大規模なセールを行うところも多いので、タイミングをよーく考えて。次の年のクリスマスプレゼントの大半を、このセールで手に入れるというツワモノもいるというらしい……。

ホームステイ先では、ツリーや窓の飾り付けをしたり、伝統料理を作るお手伝いをしたり、この時期ならでは、の楽しい経験ができる。お金をかける必要はないけれど、家族全員に気持ちのこもったちょっとしたプレゼントは用意しておこう。
 
 

ビール好きのサンタクロース

以前ホームステイしていた家庭の帰省先に招かれて、ワイワイガヤガヤ親戚一同と心温まるクリスマス休暇を過ごしたことがある。「オーストラリアではサンタクロースのためにビールを置いておく」という習慣をそのときに知り、あまりのオージーらしさに思わず大笑いをしたのが印象に残っている。きっと、さまざまな嗜好を持つサンタクロースが世界中にいるのだろう。

この時期は、さまざまなイヴェントが行われていたり、ふっと通りかかったところで、練習中のキャロルを聞くことがあったり、閑散としたビジネス街を写真に撮ったり、いつもとちょっと違った街の顔に触れるにはいいチャンスかもしれない。

学校や職場、友人同士のクリスマスパーティーは、12月に入った途端にあちこちで行われる。パートナーや家族同伴OKということが多く、ドレスアップが必要なフォーマルなパーティーから、持ち寄り形式の気軽なホームパーティーまで内容はさまざま。見知らぬ人がいて当然なのがパーティーなので、滞在中に招かれるチャンスがあったら、気兼ねなく参加してみるといい。念のため、ドレスコードと持っていくものを確認するのをお忘れなく。

日本でお過ごしになる方も、海外へ出かける方も、どうぞよいお年をお迎えくださいね。

Peace on Earth!!


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