今年の干支は、申年(さるどし)?

現代の日本では、年賀状に動物のイラストが登場することくらいでしか意識されない「えと」ですが、少し前の時代までは方角や時間を示す言葉としても使われており、生活に密着していた言葉でした。

日本でも、中国でも、以前は年を十干十二支で表していたのです。
それは、日中両国の歴史上の重大事件に、十干十二支を冠しているものがいくつかあることからも、お分かりいただけるでしょう。

身近な例では、高校野球でおなじみの甲子園球場は大正13年(1924年)の甲子(きのえね)の年に作られたところから名づけられた、というエピソードをご存じの方も多いのではないでしょうか?

干支(えと)というと、一般的には「何どしうまれ?」という形で意識されますが、正確には「何どし」にあたる部分は十二支です。

干支とは、本来十と十二を組み合わせたものを指します。

ですから、2004年の干支は正確に言うと「甲申(きのえさる)」です。

あなたは何どし生まれ?は中国語でもOK!

十二支の動物そのものには特に意味がなく、昔の中国の人が誰でも簡単に覚えられるようにと動物をあてはめたことから、定着したと考えられています。
辰年(たつどし)の竜は架空の動物ですが、当時の中国の人には竜がどこかに本当にいると信じられていたことから十二支に加わったようです。

そういうわけですから、
「あなたは何どし生まれ?」「わたしは●●どし生まれ」
というやりとりは日本語でも中国語でも成り立ちます。


日中の文化の共有部分を実感できて、楽しいですね。

ぜひ、「えと(一般的に意識されている十二支のこと)」にまつわる中国語会話の表現を覚えて使ってみましょう。