中国語を流暢に話せるようになるためには、まずはお手本の発音をよく聴いて真似をし、それを根気よく続けることが必要です。繰り返し繰り返し聞いて真似することで、体の中に言葉が染み込んでいき、それらの蓄積が自分の気持ちや考えと結びつくことで、徐々に中国語が話せる!という状態に近づいていけます。
ですから「モノマネ」が上手な人は中国語の上達も早いとよく言わるのですが…、どうせ真似するなら、憧れの電影的明星(映画スター)の中国語も真似してみたいと思いませんか?
映画の登場人物になりきって、感情移入たっぷりにセリフを言ってみたり、大好きなスターの相手役になりきってセリフに応えてみたりする「なりきり勉強法」。言葉と感情が直結した、生きた中国語を体で覚えられる方法としておすすめです。
「なりきり」を極めて芸にすれば、学習仲間に披露できるかも?(そんなの恥ずかしい…という人は、誰も見ていないところでコッソリやれば大丈夫です!)
とはいえ、なりきり勉強法を試してみたくても、自分だけで中国映画の台詞を聞き取るのは難しく、中国語字幕が入っているビデオ・DVDなどもなかなか入手できない…という問題点があります。そこで、「なりきり勉強法」にぴったりの教材をご紹介しましょう!
中国語学習者と中国映画ファンには見逃せない1冊です!
■中華電影的北京語■
水野衛子・趙怡華 著/キネマ旬報社
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