ひとつが1Kg以上もある文旦は鹿児島が本場ですが、その流れをくむという高知県の特産に土佐文旦という柑橘があります。400g程度のグレープフルーツに近い大きさのこの果実は、外皮が1センチ以上ととても厚いのが特徴です。

土佐文旦は、見かけのイメージと違い、とてもデリケートな香りと、上品で爽やかな素晴らしい味をお楽しみいただける果実です。
この土佐文旦を使ったママレードと、砂糖煮のお菓子をご紹介します。
外皮の苦味を取れば、品の良い最高の味をお楽しみいただけます♪


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文旦の底から十文字に皮の部分に包丁を入れ、外皮をむいて中身を頂きます。これだけでも十分に感動するのですが、今回はこの外皮を使ってママレードと砂糖菓子を作って二度目の美味しさを堪能しましょう。   むいた外皮の白いわたは、包丁を使って削ぎ落とします。少し大きめのお鍋に水を張り、沸騰させたら取り出して、軽く絞るようにして水洗いします。
     
 
この煮沸と水洗いとを三回くらい繰り返します。煮沸して香りのついた残り湯はお風呂に入れて、入浴剤としてお楽しみください。
これは三つ目の楽しみ方ですネ!
  ボウルに水を張り、二日間水にさらして、独特の苦味を取り除きます。水気を絞り5ミリ巾に刻み、半個分の果肉を加え外皮の重さと等量の三温糖をまぶし、一日置きます。
     
 
一日経つと砂糖が馴染んできます。これを弱火で約30分位煮つめるとママレードのできあがりです。   充分に冷ましてから、煮沸消毒しておいた詰め替え用のビンに移し、冷蔵庫で保存します。

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☆砂糖煮を作るには、煮沸と水洗を繰り返したあと、ママレードと同じように二日間水にさらしてあくぬきをした外皮の水気を絞り1センチ幅の短冊に切り、等量のグラニュー糖を振りかけて一日おいておきます。

  焦げ付かないように弱火で煮詰めると、外皮が写真のようにオレンジの透明色になってきます。
これでほぼでき上がりです。充分に冷まします。
     
 
皿に拡げたグラニュー糖に、冷えた砂糖煮をからませてできあがりです。   お茶うけに、お子様のおやつにも、信じられない美味しさが口一杯に拡がります。
     
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文旦だけではなく、夏ミカンもグレープフルーツも、様々な柑橘類でママレードづくりや砂糖煮をお試しください。
懐かしい本物の味をご家庭で楽しむ事ができます。
砂糖の代わりに蜂蜜を使っても、また違った美味しさをお楽しみいただけます。

★ジャムとママレードもご覧ください。

 
★土佐文旦は、高橋農園のHPから購入できます。
(露地ものの受付期間は3月末まで、発送は4月上旬までです。温室ものの受付期間は11月1日~12月20日までです)
 
(C)Apr.2003 Copyright & Photo. Tamiko Kuroda
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。