32時間を超えた、長時間保温も登場! 業界最長の32時間保温ができる炊飯器も登場!(東芝) 保温機能も負けてはいません。冷凍保存で電子レンジでチン♪というスタイルが定着している一方、家族の食事時間がバラバラで保温機能は毎回使うというご家庭も多い様子。「炊き立てのご飯なんか、ずいぶん食べていないなぁ...」と嘆く男性陣の声も多々聞きます。そんな皆さんに、うれしい保温性能をご紹介します。 ■真空保温 ~ 東芝 0.6気圧に減圧することで真空にし、酸素濃度を下げ、ご飯の酸化を防いで黄ばみや酸化臭の発生を抑えるのが【真空保温】です。さらに、密閉構造により水分蒸発量が抑えられ乾燥を大幅に抑え、炊き立てに近い保水状態を保ちます。冷蔵庫用に開発された真空断熱パネルを採用しているため、断熱性と保温性が向上し。約32時間のおいしい保温を実験しました!それにしても、32時間とはスゴイですね。 ■スチーム保温 ~ National・日立 National【銀シャリスチーム保温】は、保温時に高温スチームを、6時間・12時間後に自動投入。ご飯のパサ付きや保温臭を抑えて潤いを与え、おいしい保温状態を維持します。さらに【スチーム再加熱】を利用すれば、保温ご飯も炊き立てに近い状態になり、便利です。 日立【しっとり保温】も同様に、定期的に圧力蒸気ユニットからスチームが送られます。フタの開閉で釜内の温度が下がると、自動的に加熱して適度な温度と湿度を保ってくれる機能付き。至れり尽くせりですね。 ■保温なし ~ タイガー 内釜に土鍋を採用した象印からは【保温なしモード】も登場!土鍋の蓄熱性を生かして、ごはんの温度が70℃に低下するまで(または3時間)つゆとり加熱のみを行います。これぞまさしくエコ保温かもしれませんね。 ★ガイドのチェックポイント★ 何と言っても、保温最長32時間にはビックリしました。1日以上保温したご飯がおいしいままなんて、ちょっと信じられない技術ですよ。これなら、きっと12時間程度なら、本当に炊きたて同様なのかもしれません。保温機能を重視される方には要チェックですね。 “炊き分け”メニューで好みの味を探す 炊飯器は、各社それぞれ炊き上がりに特徴があるものですが、ご飯の炊き上がりに対する好みも人それぞれ!そんな細かいニーズに対応すべく、最近の炊飯器は“炊き分けメニュー”が実に豊富です。白米・無洗米・玄米などの米種はもちろんのこと、甘みや粘りを好みに設定できるのです!では、特徴のある炊き分け方法をご紹介します。 ■なんと!125通りもの炊き分け可能 ~ SANYO 5×5×5で、125通りもの炊き分けが可能に!(SANYO) 甘み・粘り・硬さの3つ項目で、それぞれ5段階の好みが設定可能。5×5×5=125通りの味が炊き分けられる優れものです。設定は、操作パネルに「★」の数で調節できるので簡単。これなら、産地・季節により変わる米や、料理にあわせて細かく対応できるので、きっと自分好みの炊き上がりが見つかるはず! ■圧力で調整する7段圧力 ~ 象印 「かため・やわらかめ」ではなく、1気圧~1.3気圧までを7段階に区切り、「しゃっきり~もちもち」まで設定できる炊き分け方法。気圧が上がるほど炊飯温度が高くなり、もっちりした炊き上がりになることを利用した炊き分け方法です。 圧力による温度差で食感をコントロール(象印) ■おこげが調節できる火加減調節 ~ タイガー 土鍋ならではのおこげがうれしい火加減調節(タイガー) 土鍋ならではの、3段階の火加減調節を採用。こげめの調節ができ「おこげ」の量を好みに合わせることができます。まさに、土鍋炊きを満喫できますね。 この他にも、銘柄炊き分け(日立)や、粘り×硬さで炊き分け(三菱電機)、スチーム量「弱・中・強」3レベルによる炊き分け(National)など、各メーカー炊き分けが可能です。設定の細かさだけでなく、設定のしやすさ・わかりやすさも考慮して、確認してみてください。 まだまだあります、最新機能。次ページでは調理機能に注目!>> 前のページへ1234次のページへ