洗濯中に感じたこと、聞いたこと
電源スイッチを入れ、スタートボタンを押すと、水の無い状態で洗濯容量を計測しはじめます。洗濯物の容量により、投入する洗剤の量が表示されますので、洗剤投入口に指定量の洗剤を入れればOK。その後、自動的に給水を開始します。洗濯が始まってしまえば、ただ待つだけのガイド。やることがありません(笑)そこで、洗濯~乾燥の様子を観察しつつ、東芝の担当者にお伺いした話などをご紹介しましょう。-
■液晶表示の見やすさ・使いやすさ
もうひとつオススメの機能は、タイマー設定が楽なこと。通常タイマー設定をする場合「8時に仕上げたいから、あと○時間後!」と、【時間】で指定するのですが、東芝の場合、仕上がりの希望【時刻】で設定できるのです。炊飯器の予約タイマーなどと一緒ということですね。ちょっとしたことですが、これは楽チン機能と感じました!
■真上から落とす“たたき洗い”とは
東芝はあえて「泡を抑える洗い方」としているそうです。その理由は、泡があることで落下する洗濯物のクッションとなってしまい、たたき洗いの効果が減るからと言うことでした。この機種は、ドラムの角度が10度のため、他社と比べると一番垂直に近い状態になっています。そのため、本来のヨコ型ドラム式に近く、たたき洗いがしっかりできるとのこと。なるほど、一貫性のある開発なんですね。
■ドラムの口径を大きくした意味とは
また、ドラムの内径は52cm。ドラム内が大きいほど洗濯物にとってはスペースにゆとりができるため、乾燥時の仕上がりに差がでます。スペースが広い程、ドラム内で布が広がれるため、シワが軽減されると言うことでした。
■Ag+イオンで洗濯物も洗濯機も清潔さを維持
■乾燥に絡む機能いろいろ
脱水工程に移ると、かなりの高速でドラムが回りだします。脱水時の回転は、1分間に最高1500回の高速回転で、衣類に残った水分をしっかり飛ばし、乾燥時間を短縮することにつなげているとのことでした。
乾燥時は、除湿乾燥のため本体が熱くならないのが特徴。ヒーター乾燥の場合、庫内は100℃近くなるため、洗濯機本体も意外と熱くなるものです。洗濯機本体の熱さを比べるだけでも、乾燥時の衣類にかかる負担の違いが想像できます。やはり、70℃・低温乾燥の方が衣類への影響は少ないと感じました。
今回は試さなかったのですが、タイマーで洗濯乾燥をした場合、仕上がり時間に居ないというケースも想定されます。でも、洗濯物を入れたままにしておくと、シワがますます付いてしまうのでは...とシンパイですよね。そんな時のために、乾燥終了後も5分に一度、ドラム内の衣類をほぐしてくれる「ソフトキープ機能」がありました。5分休止すると30秒運転というサイクルを、4時間継続してくれます。これは便利ですね。
そして、待つこと約180分。いよいよ乾燥が終了しました!今回は2.5kgのため若干時間は短めでしたが、中に入れる洗濯物の量や種類により、時間は変動するとのことです。
では、仕上がりを見てみたいと思います。>>