復旧まで!便利に“使える家電”
災害後、復旧までの間に必要となるのが食事です。日本では、調理の主たる熱源をガスに頼っている家庭が多いと思います。しかし、阪神淡路大震災の時は、電気→水道→都市ガスの順に復旧したのをご存知ですか?ちなみに、電気は震災発生1週間後に完全復旧し、都市ガスは約3ヶ月後に完全復旧したそうです。このように、ガスが使えない間は電気が頼りとなります。そこで、食事や調理に役立ちそうな家電をピックアップ!普通コンセントで使用でき、どの家庭にもあると思われる3つの家電です。皆さんもお持ちですよね?
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■電気ポット
タイガー/PVF-G
市場参考価格\15,800(税込) 普段は何となく存在感の薄い家電ですが、災害時などには大変役に立ちます。避難所などでも、災害発生直後から大活躍している家電のひとつです。水さえ確保できれば、お湯が沸かせます。お茶を飲んだり、カップラーメンやインスタントスープなどを作るのに重宝しますし、持ち運びにも便利なため、電源から離れていても使えます。
【参考ページ】ポットfrom家電
■ホットプレート
象印/やきやき
市場参考価格\11,800(税込) ガスが使えない間は、メインの調理機器として大活躍します。深さのある鍋タイプなら、簡単な煮炊きもできます。平らなプレートでは、おにぎりやお餅・パンを焼くなど簡易な加熱調理から、本格的な焼き物・炒め物まで可能です。これがあれば、食事のバリエーションがぐっと広がります。
【参考ページ】ホットプレートfrom家電
■炊飯器
三菱電機/クックジャーNJ-GX15
市場参考価格¥59,600 (税込) ご飯を炊くだけでなく、煮物や汁物を作る調理器具として活用できます。保温もできますし、電源から離れた場所への持ち運びにも便利です。特に「調理ができる」とうたっていない機種でも、汁気のあるものであれば調理可能な場合がほとんどです。一度試しておくと良いかもしれませんね。
【参考記事】炊飯ジャーで簡単クッキングfrom料理のABC
【参考ページ】炊飯器from家電
いかがですか?カセットコンロや石油ストーブを持ち出さなくても、上記3つの家電でしばらくの間はしのげそうですよね?災害直後は、なかなか暖かい食べ物が口に入らないとのこと。少しでも温かいものを食べられれば、気持ちも落ち着き、元気もでるかもしれません。ガスが復旧するまでの間、電化製品を上手く利用して、少しでも元の生活に近づけられたら幸いです。
【参考特集】地震・災害特集by All About