掃除機のメンテナンス。決め手はゴミ捨ての回数

掃除機選びの4つ目のポイントはメンテナンス方法。掃除機のメンテナンスは、ゴミ捨ての回数が少ない方が楽と言えます。ゴミをどれくらい溜めておけるかは、集塵容量のL(リットル)数で表します。この数値が多いほど、ゴミ捨ての回数は軽減されることになるので要チェックです。

また、集めたゴミの捨て方やダストボックスのお手入れなども、使い勝手を左右します。それぞれの性能や経済性をしっかり把握しておきましょう。
 

紙パック式掃除機

とにかく、紙パックごとゴミを捨ててしまえるのが楽。手も汚れず、細かなホコリの舞い上がりなども少ないので、衛生的なのも人気のひとつです。紙パック式は、紙パック自体が排気をろ過するフィルターの役割も果たしているため、その他のパーツをメンテナンスする必要もほぼありません。ただし、コスト面では紙パックの費用が必要となります。

排気のクリーン度は、この紙パックの性能に左右されます。メーカー指定の純正品を使用しないと、本来の性能は期待できなくなります。排気クリーンをうたっている機種ほど、紙パックの価格も高くなりますので、ランニングコストが必要になります。

■代表機種:かるパック【CV-PD700】(日立)
きれいな排気が自慢の日立・紙パックタイプ。吸い込んだゴミを99.999%逃さない高い性能が売りです!

 

サイクロン式掃除機

サイクロン式の特徴は、ダストカップに直接ゴミがたまること。紙パックのような消耗品が不要なので、ランニングコストはかからないのが長所です。

ダストカップはワンタッチでゴミ捨てができるタイプが大半なので、捨てにくいということはありませんが、細かいホコリの舞い上がりがあるのがデメリットでした。しかし、最近は溜まったゴミを圧縮するタイプが増えてきたので、ゴミ捨て時のストレスもかなり軽減されています。

また、直接ゴミがたまるため、ゴミ捨て後にダストカップの掃除が必要になります。さらに、サイクロンの構造上、排気をろ過するフィルターが設置されています。このフィルターをゼロにすることはできませんが、ダストボックス内にあるメインの除じんフィルターを無くしたタイプが増え、お手入れもだいぶ楽になりました。定期的に手入れしなくてはならないパーツがどの程度あるのか、しっかり確認しておきましょう。

■代表機種:風神【TC-ZXF30P】(三菱電機)
今では主流になってきましたが、ダストボックス内に除じんフィルターが無いサイクロンタイプは、国内メーカーでは三菱「風神」が老舗。ダストカップはバケツ型でゴミ捨てがしやすく、まるごと水洗い可能など日本人の気質にあったメンテナンス性もおすすめ。

 

おすすめはどちら?

コスト的にはサイクロンが経済的と言えますが、手間という視点であれば紙パック式が楽と言えます。

「掃除機の掃除をするのはイヤ」と感じる人には紙パックがおすすめですが、「掃除機自体を清潔に保ちたい」と思う人には、掃除機の内部パーツが外せ、フィルター類が洗えるサイクロン式の方がおすすめです。ご自分がどちらのタイプか見極めると、後々のストレスが少なくて済むでしょう。

ここまでくればお好みの掃除機を選ぶ準備は整ったのではないでしょうか。最後はチェックしておきたいスペックや機能について解説します。

掃除機の選び方5つのポイント:確認すべきスペック 1 >>




※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。