掃除機の選び方の大きなポイントはこれまでに紹介したとおりですが、実際に使い出すと細かい部分が気になるもの。そこで、掃除機を選ぶ時、見逃してはならない基本性能に関するポイントをピックアップしました。
 

吸込仕事率

どれだけ多くのゴミを早く吸い取るかを表した数値で、カタログには「W数」で掲載されています。「モーターのパワー」を数値化したもので、数値が大きいほど吸込む力が大きいといえます。

しかし、日本独自の規格(日本工業規格:JIS)のため、海外の製品にはこの数値が掲載されていないものも多々あります。ただ確かに吸引力の強さとはイコールですが、必ずしもゴミを集める力とはイコールとは限りません。あくまで、目安ということで参考にしましょう。

※「ゴミ集塵率」「最終捕集率」「排気クリーン度」など
【0.3マイクロメートルのホコリを99.997%キャッチ】など、どのくらいの大きさのホコリをどのくらい逃さないかを示しています。ちなみに、掃除機の性能を表す指標として、もともと欧米では、どれくらいのゴミがピックアップできるかを表した「ダストピックアップ率」という数値が使われています。日本の表示にも、その考え方を取り入れようという動きの表れです。モーターの性能を示すより、実際にゴミが取れる性能を示す方が、私たちユーザーの実生活では参考になる数値と言えるでしょう。


静音性

子供

時間を気にせず掃除をしたい、隣への騒音が気になるという方には、特に気にしたいのが静音性

集じん力の高さとコンパクトさを求めると、どうしても運転音が大きくなります。しかし「時間を問わずに掃除機をかけたい」「集合住宅なので静かな方が良い」などの要望がある場合は「静音性」を気にしたいものです。

音の大きさはdb(デシベル)で表示され、数値が大きい程うるさくなります。最近はコンパクトなタイプが人気のため、運転音は大きくなっている傾向にありますが、売り場でいろいろな機種を実際に比較してみると良いですね。

■代表機種:ergothree auto(Electrolux)
掃除機シェア世界No.1!スウェーデン老舗家電メーカーの日本仕様。冬が長く家で過ごすことが長い北欧では、家庭の中での静音性はかなり重視されているとのこと。スイッチを入れても運転音が聞こえないほどの静かさに驚かされます!

「Electrolux 紙パック掃除機 ergothree auto」お試しリポート

 

本体重量

吸込みパワーを大きくしつつ静音性を高めた結果、最上位モデルは、サイズが大きく重くなっている傾向があります。一軒家の場合、掃除機は引きずるだけでなく、階段などで持ち運ぶ場合もあるので、必ず重さは確認しておきましょう。カタログに表示されているのは、掃除機本体のみ重さが主です。ホースを含めた重量もたいてい記載されていますので確認しておきましょう。

2012年頃よりコンパクトタイプが続々と登場し、最上位機種の性能のまま小型になったモデルも増え、最近ではコンパクトサイズが主流になりました。吸込み仕事率・静音性・本体重量などを確認しながら、ご自身にとってベストバランスのものを選んで下さい。

■代表機種:紙パック・Jconcept【MC-JP520G】(パナソニック)
世界最軽量の本体2.0 kgを達成した、パナソニック“Jコンセプト”シリーズの掃除機。階段でも持ったまま楽に掛けられると女性や高齢者世帯はじめ、幅広い世代に大好評!

 
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