思えばゴッホの生涯は失敗と失意の連続。画家として絵に突き進んだ10年間は報われぬ思いと人間関係のもつれ、度重なる病の発作から逃れようとするもがきのようにもとれます。
時代の流れに沿って彼の絵を見てみると、2つの大きなターニングポイントがうかがえます。一つはパリに移り住んできた時の印象派と日本の浮世絵の影響。そしてもう一つはもっともゴッホらしさが現れたサン・レミ時代。あの燃え上がるように空に向かって突き立つ糸杉と渦巻く背景の出現。年間百枚以上の絵を生み出した彼のほとばしる情熱の源を見つけ出してみたいものです。そうだ、サン・レミにも行ってみよう!
■オーヴェル・シュル・オワーズお役立ち情報
□近辺のホテル
オーヴェル・シュル・オワーズにはホテルがありません。近辺のホテルとレストランをご紹介いたしましょう。
Novotel Chateau de Mafliers
オーヴェル・シュル・オワーズに近い公園の中のシャトウホテル。静かな環境と整ったスポーツ施設が快適です。
Mafliers
TEL:33 (0)1 34 08 35 35
FAX:33 (0)1 34 69 97 49
Grand Hotel
木立の中のリゾートホテル。ブルボン王朝風の豪華な調度とくつろげる高級レストラン。
85, rue du General de Gaulle 95880
Enghien-les-Bains - France
TEL:33 (0)1 39 34 10 00
FAX:33 (0)1 39 34 10 01
□近辺のレストラン
Auberge Ravoux
ラボー亭のレストラン。ゴッホの時代に来たつもりで当時の食事とおいしい地ワインを楽しみましょう。営業は12:00PM~23:00(ただし日曜は18:00)
TEL:33 (0)1 30 36 60 60
FAX:33 (0)1 30 36 60 61
□オーヴェル・シュル・オワーズに行くには。
電車で行くならサン・ラザール駅からポントワーズ(Pontoise)乗り換えオーヴェル・シュル・オワーズ(Auvers-sur-Oise)で約35分、又はパリ北駅からポントワーズ乗り換え約45分で行けます。他にも様々な経路がありますがいずれにしても乗換えする必要があります。ポントワーズを経由するのがが一番わかりやすく本数が多くて便利でしょう。
□町の様子、宿泊、レストラン、行事など一般的な情報は
Auvers-sur-Oise(フランス語、英語は準備中)
まず右上のTourismeをクリック。下に出てくるSe nourrir et se loger でホテルやレストランなどのリストが、Sites, monumentsで見所を見ることが出来ます。Itinéraires はおすすめ散策コース、オーヴェル・シュル・オワーズには歩きが良く似合います。
まず右上のTourismeをクリック。下に出てくるSe nourrir et se loger でホテルやレストランなどのリストが、Sites, monumentsで見所を見ることが出来ます。Itinéraires はおすすめ散策コース、オーヴェル・シュル・オワーズには歩きが良く似合います。
■「星月夜」、糸杉と渦巻きの出現(ゴッホその2)
サン・レミでのゴッホ
■「アルル、色彩との出会い」(ゴッホその3)
南仏に移り住んだゴッホの目をとらえた物は…
■カマルグを描くゴッホ(ゴッホその4)
夏の地中海に躍る色彩