電車内で痴漢に遭うことは、女性なら絶対に避けたいものです。ところが、被害に遭ったときには声も出せず、我慢するだけだったり、逃げるのが精一杯だったりする女性も多いもの。卑劣な犯罪に負けないように、痴漢を寄せ付けないコツを覚えておきましょう。

第1条 痴漢をどうしたいか考えておく

乗車前から考えておく
乗車前から考えておく
痴漢被害に遭ってしまってからうろたえて考えるより、電車に乗る前に、「痴漢に遭ったら私はどうしたいか?」を考えておきましょう。怯えてじっとしているのか、黙ってにらむだけなのか、「やめてください」と言うのか、捕まえて警察に突き出すのか、自分は痴漢に対して、どうしたいと思うのか? これを普段から考えておくのと、何も考えていないのとでは、結果に違いが出ます。

ただし、「とっ捕まえてやる」と意気込みがあっても、実際に被害に遭遇したときは、「怖くて声が出なかった」という場合もあるようです。声を出せても、小さな声で「やめてください」では、痴漢に“お願い”しているようです。これでは周囲の人たちに、痴漢だろうとは思われても、当事者同士で話をしているようにとられて、見て見ぬふりをされてしまうかもしれません。

もし、周囲に「痴漢行為をされている」と知られるのがいやなら(女性の中には、痴漢に遭っていると知られるのを望まない人もいるようです)、「会社までついていきますよ」「お宅の会社に訴えますよ」「人生が破滅してもいいんですか」「新聞に名前が出てもいいんですね」など、相手がドキッとして狼狽するような一言を言ってみましょう。

第2条 大声を出すイメトレまたは防犯ブザーを

いざというときのために、大声を出すイメージトレーニングをしておくといいでしょう。お腹にグッと力を入れて、「この人、痴漢です! 皆さん、協力してください!」と叫んでいる場面を想像しましょう。一対一で対処しようとするのではなく、周りの人たちの正義感を引き出して、協力してもらうようにするのです。

どうしても声が出せるとは思えないような場合は、手に「防犯ブザー」を持つようにしましょう。はっきりと見えるように持ったり、怪しいそぶりをされたときには、サインスイッチを押してちょっと音を出すなどして、警戒している様子を見せるだけでも効果があるはずです。