先の記事「婦女暴行魔が狙っている!」でも、ひとり暮らしの女性が自宅のカギをかけていなかったために乱暴される被害が起きているとお伝えしましたが、97年の11月以降、都内の江戸川区や隣接する千葉県の市川市、浦安市などで発生していた、女性の顔に袋をかぶせて暴行をするという事件の犯人が捕まりました。

手口はこうだ!

深夜から未明にかけて、カギをかけていない無施錠の女性の部屋に侵入して暴行する際に、自分の顔を見られないようにするため、バッグを買ったときについているような布製の袋を女性の顔にかぶせて、犯行に及んでいました。

就寝中にいきなり男に襲われるだけでも恐ろしいことなのに、布製の袋をかぶせられるなど、想像しただけでも恐ろしいことです。顔を見られないように、犯行が発覚しないようにとった卑劣な行為です。

人間は暗闇では不安を感じると言います。自分の部屋、自分の布団の中であっても、いきなり、袋をかぶされて男に組み敷かれるなど、被害者としてはただ単に乱暴されるより以上の恐怖感を味わったことでしょう。

今回、逮捕のきっかけになったのは、板橋区内のひとり暮らしの女性(24歳)宅(2階)のカギのかかっていないベランダ窓から忍び込み、寝ていた女性に袋をかぶせ、両手首をビニールテープで縛って乱暴した疑いです。自分の勤務している会社の車を利用して出かけており、車の目撃情報から容疑者とされています。

昨年夏頃からは犯行を控えていたようですが、今年に入って杉並区などでも発生していました。

当初から、犯行に特徴があるので、いつか必ず逮捕されるであろうとは考えていたのですが、逮捕まで4年5ヶ月、足掛け6年かかりました。犯人の会社員の男(38歳)はその間、40~50人の女性を襲ったと供述しています。

江戸川区の葛西近辺などでも続いていたこの事件は、夜、ゴミを出しに行って帰ってきてカギをかけ忘れた女性など、玄関ドアのカギをかけ忘れていた、あるいはかけていなかった女性たちが被害者となっています。

「ピッキング」以前の問題です。カギはかけておくために、かける必要のあるところにあるものです。わずかな外出時間でも必ずかけること。2階以上の階でもベランダ窓も必ずカギをかけること。就寝前にもう一度、施錠を確認する習慣をつけるようにしましょう。


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