盗撮・盗聴の対策/盗聴・盗撮を防ぐ

気づかぬうちに盗聴されているかもしれない家庭の秘密 盗聴される!赤ちゃんより親!?(3ページ目)

便利な“赤ちゃんモニター”“赤ちゃんマイク”で、夫婦の会話が盗み聞きされる? 知らない間に傍受されているかもしれない家庭内の会話。盗聴被害を未然に防ぐには!?

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

盗聴被害を防ぐには?

たとえば、家庭用の固定電話のコードレスフォンやコードレスの子機なども、邪魔になるものがなければ100メートルくらいは電波が飛んでしまいます。盗聴されないように対策してあるものもありますが、数は多くありません。これは、ほとんどのコードレスフォンは盗聴される可能性があると考えられます。(他人に聞かれたくないことは有線の固定電話か、携帯電話を利用しましょう)

そして、その電話の内容を盗聴して楽しむというマニアもいますが、電話は電話をかけているときだけしか盗聴することはできません。ところが、“赤ちゃんモニター”は、スイッチが入っている限り、常時、電波を飛ばしているのです。これでは、盗聴している人物がいれば、家庭の内情を知られてしまうことになります。


他人に知られたくない情報をもらさないためには、電波を飛ばさないこと、つまり、モニターのスイッチを切っておくことです。

赤ちゃんと一緒にいるときは、面倒でもなるべくスイッチをこまめに切ること。

スイッチを切らないのならば、いつでも盗聴される危険性があると認識して、他人に聞かれたくないことはモニターのそばでは話さないようにしましょう。



盗聴器…?

写真はイメージ画像です
“盗聴マニア”や、こうした情報収集の手口を持つ“空き巣狙い”は、いったいどのように盗聴するのでしょうか?

受信機はトランシーバーか携帯電話の大きなもののような形で、長いアンテナがついています。それを持ちながら見知らぬ男が、住宅街をウロウロしていたら非常にあやしいと思われてしまいます。

おおかたは、車両に盗聴器(受信機)を積んでいると考えていいでしょう。普通の乗用車など車種は問いませんが、特徴として、普通の車に付いているアンテナよりも太い、あるいは長いアンテナが付いていることが多いといえます。そのようなアンテナはより受信感度を高めるためだからです。

住まいの付近で、アンテナのたくさん付いた車、見慣れない、地元のナンバープレートではない車がウロウロとゆっくりと回っているようだと、受信感度のいい場所を探していると思われます。

もしそういった車が停車していて、中にいる人がなにやら機械を操作していたり、何かを熱心に聞いている様子であれば…その付近のどちらかのお宅が、盗聴被害に遭っているかもしれません。個人の生活と安全を守るために、地域でできることがありそうです。



※「傍受」と「盗聴」の違いは?
【傍受】無線通信を交信相手でない者が故意または偶然に受信すること。
【盗聴】他人の会話を(機器などを用いて)気づかれないように聞くこと。ぬすみぎき。
   「大辞林 第二版」より



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