←C夫さん 男性は元々若い女性を好むということはあるようですね。これは種の保存のため、自分の遺伝子を残すためには相手の女性は若いほど望ましいということで、自然とそうなっているんだと何かで読んだことがあります。
佐伯 それは女性もまったく同じですよね。少しでもいい遺伝子を残すためには、より強くてより男らしい男を必要とするということで(笑)
《お金が介在するようになった理由》
D介さん でも、どうしてこうなってしまったのかな? お金がからむというか。昔はまだ健全なコミュニティだったんですよ。“売買春”とか“援助交際”とかいうのはまだなかったから。
C夫さん 人づきあいの苦手な人が増えてきたってことでしょうね。うっかり人間関係を持ってしまうのがいやというか。
佐伯 しばらく前から「傷つきたくない症候群」という言葉がありますよね。
A子さん ありますね。下手に親しくなったり深くつき合わないで、何かあって傷つきたくないという。そういう浅薄なつき合いしかできない人が増えてきてるってことでしょうか。
C夫さん だから、初めから何度もつき合ってどうこうじゃなくて、お金が介在してしまえば一回だけでと、かえって割り切ってできる>から。
D介さん あー、なるほどね。ドライに、割り切ってと。
B子さん・A子さん 寂しい~。
D介さん 今と昔と何が違うかというと、お金が介在するようになったということですよね。昔は4月5月っていうと、進学や就職で都会に出てきた人たちが友だちもいなくて寂しい、というのが多かったんですよ。でも、そこにお金ってのはなかったですけどね。
B子さん そういうシステムが出来ちゃったってことでしょうか。
D介さん どうせお金を取れるなら取ろう、もらえるお金だったらもらおうみたいなことかな。
A子さん あ、でもそれに近いかもしれませんね。
佐伯 それじゃ、女性が最初に発想したってことですか?
C夫さん いや、それを見て、間に介在すればいい、お金を取れると思った人がいたんでしょうね、商売になると。そのコンテンツとして女性は必要だからなるべく多いほうがいい、だから女性からはお金を取らずにコンテンツを増やして、それを欲しい男性に提供するという…。
B子さん・A子さん あー、なんかスゴイ説得力のある解説! わかりやすーい(笑)