警視庁によると、ピッキング被害の発生件数がこの半年で大幅に減少して、最多時の昨年8月に比べると約20%程度になりました。特殊工具を使ってドアの錠をこじ開ける「ピッキング」盗は2000年8月には都内で、1,260件が発生していました。しかし、この2001年3月には244件。昨年以来、毎月減少してきていました。平均すると1日に約40件発生していたのが、約8件弱に減少したのです。

昨年1年間に検挙されたのは445人でそのうち、中国人が320人です。約7割以上が中国人ということになります。しかし、「インターネットでピッキングのやり方を覚えた」という日本人も逮捕されており、犯行グループの広がりも懸念されるところです。

全国的に減少してきたとはいうものの、決してゼロになったわけではありません。むしろこのように「ピッキング被害減少」などと報道されると、その言葉だけを受け取ってしまい、「もう大丈夫だろう」などと勘違いしてしまうことが恐いですね。

特殊工具はインターネットでも、ある種の店でも簡単に入手できます。「興味本位で取り寄せて、やってみたら意外と簡単に解錠できてしまい驚いた」という声もよく聞きます。

しかし、「住居不法侵入」「窃盗」などの罪を犯せば、逮捕されて罰を受けるのは当たり前のことです。中にはピッキング工具を入手したことで、つい犯罪に手を染めてしまうという安易な行動に走る人がいることも事実です。犯罪は必ずエスカレートします。

そして、忘れてならないのが「カギのかけ忘れ」です。集合住宅などで人の家のドアノブをガチャガチャやっている人を見かけることもあります。「ちょっとゴミ出しに」「コンビニまで買い物に」「郵便物を取りに」出る際に「すぐ戻るから」とカギをかけずに出る人が意外と多いのです。

とくに、オートロックだからと安心している場合が実に多いようです。また、子供さんがいて、出入りがちょくちょくあるので就寝時までカギをかけないというお宅も多いといいます。

家人がいても窃盗被害に遭うことがあるということも忘れてはいけません。「居空き」と呼ばれるもので、「昼寝中」「就寝中」「食事中」など、家の中に人がいても、こっそりと侵入してドロボウを働くのです。家族が多い場合など、物音に「家族のうちの誰かだろう」などと注意を払わないでいると、思いがけない被害を受けることがあります。

『危険から 守るさえぎる ドア一枚』ドアのカギをかけずにいれば、家の中といえどもそこは路上と同じことです。少しの間でもこまめにカギをかける習慣が必要です。



■経験談シェアリングサービス「エクシェア」にあなたの経験談を掲載しませんか?
※応募内容をもとにした独自取材にご協力いただいた方には3300円(税込み)をお支払いいたします

経験シェアリングサービス「エクシェア」では、「過去に不倫していたが、関係を断ち切った」「配偶者とセックスレスだったが、解消した」など、夫婦関係にまつわる悩みを乗り越えた体験談を募集しています。
経験談の応募はこちらから!

【経験談例】
モラハラ・DV夫との生活に耐えかね、予告なしに家出。離婚調停を経て離婚した話(40代、女性)
40代でモラハラ・DV夫との離婚を決意。応じない夫と押し問答の末、2年後に離婚成立した話(50代、女性)


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。