「この臭いいったいどこから漂ってくるの…?」「もしやアナタじゃ?!」 かく住まいの悪臭は夫婦仲をも危うくする…のカモ?! |
「<住居内における臭気の3大発生源>とは即ち、トイレ・浴室・台所」といわれています。
さて、この8月は何かと家を空ける機会が多い月かと思いますが、数日留守にした後、家のドアを開けた瞬間に、
「ムッ…」
と、やや不快な臭いに怯んでしまった方。
…存外少なくないと思われるのですが、お宅では如何でしたでしょうか?
今回は、そんな「ムッ…」を解決すべく、簡単にできる住まいの「夏ならではの(?)悪臭」対策をまとめました。快適な毎日への布石として、できるところから早速実行してみてください。
夏特有の「臭いのモト」を知る
先ほど挙げた<3大臭気発生源>も充分臭いのです。が、これに併せ、時節柄「夏特有の」不快な臭いのモト(根本)があります。これには、以下の3つが挙げられます。
いわく、
1.from人体(汗、尿及び便)
2.from家電(排気、フィルター)
3.from廃棄物(生ゴミ、排水口)
1.from人体(汗、尿及び便)の悪臭対策
臭って湿った状態で洗濯物を放置しないこと。まめに洗って干しましょう。 |
●「汗」による悪臭は、汗に含まれるタンパク質の微生物による分解が主原因!
・洗濯物……「洗濯物は、脱いだら、時間をおかずに洗って干す」こと。少量ずつでも回数を多く。
(あまりお行儀がよいとはいえませんが)夏の洗濯物に限っては「夜洗い・夜干し」もアリ。
・寝具類……できるだけ干す・空気を含ませるなどしてとりあえず「湿気を飛ばす」こと。
シーツや枕カバー、タオルケットなど、洗えるものは天気のよい日に洗濯。
・ファブリック類……座布団、クッション、ソファカバー等も、天気のよい日には陰干し。
臭いのモトは飛び散った尿や便。予想外にホコリも溜まり易いトイレの掃除頻度は、できるだけ多めに。 |
・その他……赤ちゃんの紙おむつや、ペットのトイレなども悪臭源になるので注意を。処理の際に「重曹」をひとつかみ、ゴミ袋に含ませると臭いが少なくなります。
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