「ホームパーティー向きな住まい」の条件・その1……他人を拒絶していない住まい。
『他人を拒絶していない住まい』であること……これは、「ホームパーティー向きな住まい」の大前提、であると言えるでしょう。「汚さないでね!」 |
たとえどんなにパーティー向きで広く、豪華で、素敵な住まいであっても、あまりにも綺麗で完璧であるがゆえに「ちょっとでも汚したら許さない!」といったオーラが出ている家には、あまり寄り付きたくなくなるというもの。
根が真面目(?)な私たちは、時としてホストとなる場合、お掃除などを頑張るがゆえにか常に完璧な状態を来客に示したくなってしまうもの。ですが、この態度は行き過ぎるととても鼻持ちならないというか、緊張を強いる「リラックス」とは程遠い空気を醸し出しかねないので、注意しないといけません。
昔から掃除をどんなに行き届かせていたとしても、玄関に乱れ箱を置き、そこに腰紐をヒョイと置いておきなさい……なんていう言われ方をしますが、それは「ちょっとうっかり」を演出することによって、来客の緊張を解き、和ませる効果を狙ってのこと。
それでなくても「お宅訪問」に際しては、誰しも少なからず緊張してしまうものです。
来客もそれで「ホッとする」のですから、用意する側もあまり気張らずに。
「ホームパーティー向きな住まい」の条件・その2……普段から人の出入りを想定している住まい。
「すわ! 来客?! どうしよう?……あれも隠さなくちゃ、これも隠さなくちゃッ……」。お客慣れしていない友人曰く、「義母の来訪」レベルでもパニックに陥るそう。まぁ「義母」と「友だち」では事情がけっこう異なるとは思うのですが、「どうせ誰も来ないし、見ないし」と弛緩した家の中と、常に友だちなり親戚なりが出入りしているような家の中では、実際問題、多少以上の差が生じているのは確か。本当にしょっちゅう人の出入りがなくても、それは構わないことであり、そういう『人の出入りを普段から“想定して”、掃除なり片付けなりをしているか』=他人の目を持って生活しているかどうか? が、大事なポイントになってきます。さあ、お宅はいかがでしょうか?
「パーティー!」とかしこまる以前に、「ちょっとお茶」に寄れる家か否か?
「お客はよく来るけど、ウチ汚いんだよね!」と言う方には、「でもそれで及第点ですよ」と申し上げたいです。
それは少なくとも前出の1や、以下の3や4の条件をクリアしている証拠なのですから。
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