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裸足のフローリング・ケア・メソッド3(2ページ目)

裸足で過ごしたくなる季節の到来! 住まいのフローリング床をもっと心地よくするには? フローリング・ケア・メソッド、たった3つのヒントで生活が変わるかも。

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

森の薫りはお掃除を済ませたしるし。エッセンシャルオイルを活用する

森。
新緑の森の薫りが…! 部屋いっぱいに?!

でも、「ただ水で拭いただけでは物足りない」と感じる方も多いでしょう。せっかちな時代に生きている私たちは、何かと「洗剤」に頼って、劇的に綺麗になる! といった「達成感」を掃除に求めてしまうきらいがあります。

が、そんな物足りない気分には、アロマテラピー(アロマテラピーサイトはこちら)で使うエッセンシャルオイルと、クエン酸(酢)を使ったスプレー(レシピは『天使は清しき家に舞い降りる』カレン ローガン・著 佐光 紀子・翻訳/集英社によるもの。詳しくは『酢』と『重曹』で大そうじ!(住まいを考える)参照してください)によるお掃除がたいへん心強く感じられるはずです。方法は、さきほど同様かたく絞ったぞうきんを用意し、スプレーをシュッシュと床に吹き付けながら素早く拭き取っていくという簡単なもの。

この時使うエッセンシャルオイルは「ユーカリ」や「ティートゥリー」、「ヒノキ」など木っぽい香りがお勧めです。合板のフローリングでもまるで無垢の木のような瑞々しい薫りになり、部屋中、リフレッシュされること請け合い。「ユーカリ」「ティートゥリー」は除菌の効果も期待でき、一石二鳥です。
森。


子どもにもペットにも安心、天然原料のワックスで床を守る

さて、「フローリングには、ワックスをかけなきゃ!」というのは既に常識? 常にピカピカ、ツヤツヤのフローリングはフローリングの部屋に住む人すべてのアコガレ?のようです。でも、このワックスがけが問題。天気の良い日、1日がかりで家具を移動し、「掃除機+水ぶき+乾燥+ワックスはがし+乾燥+ワックスがけ+乾燥+二度塗り+乾燥…」という大変な手間を要する大仕事! その上、塗りたてワックスのニオイで頭が痛くなったり…。私もワックスがけは大嫌いでした。

ところが、一度
天然原料の床ワックス(ドイツ・AURO社のもの)を使ってみてビックリ、認識が変わりました。石油原料のワックスと違い、素手でも使える手軽さ。1回30ミリリットルをバケツの水に溶いて(水の量は任意。私は濃い目が好きです)、ぞうきんを浸して絞り、いつもの水ぶきのように拭くだけで「掃除+ワックス」が一度に済んでしまいます。

ユーカリ油、オレンジ油、亜麻仁油、蜜蝋など天然原料そのものの香りは、胸に心地よくそれだけで森林浴をしているような気分に。ハイハイ期の赤ちゃんがいるときにも頓(とみ)に安心でした。

ただ、「ワックス」のイメージで床がテカテカピカピカ…になると思っている方には物足りなさが残るかもしれませんが。ワックスをかける目的は光らせることではなく、フローリングを長持ちさせることですし、手軽な分だけワックスがけの頻度も上がります。ワックスが乾けばすぐに裸足で歩ける、その爽快感はちょっと…かなりいいものです。




すべすべでいい香りのフローリングを手に入れた後は、歩く方の脚のケアもしたくなりますね! そうして初夏も目前に…。来月は透明感いっぱいの肌…ではなく透明度いっぱい
『窓のケア・メソッド』をお送りいたします。お楽しみに!

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