掃除/掃除関連情報

●肌で感じる、色とテクスチャー● 「涼感快眠」のススメ!

寝苦しい夜が増える、6月以降の夜。熱帯夜でなくてもエアコンに手を伸ばしがち…ですが、「エアコンナシの過ごし方」もチョッピリ、押さえてみませんか?

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

寝苦しい夜が、一夜一夜増えていって、ある晩どうしようもなくなってエアコンに手を伸ばす…6月から先は、そんな季節。

でも冷え性に悩んでいたり、冷房病になりやすかったり、健康のことを考えたらホントはエアコン使いたくない、という人は案外多いのではないかと思います。
更には今年、関東圏は電力不足も懸念されてたりして。こんなご時世にはほんの少し、「エコな夏のしのぎ方」なんかにも意識が行きやすいのかも知れませんね。

夏場、眠りやすい(眠れやすい)環境としては気温25℃~28℃/湿度60%がベスト。
これが30℃になると身体の放熱とあいまって熱気が寝具にこもり不愉快ですし、湿度80%にもなると全身ネバネバと絡まるようで、眠れたものではありません。

しかし、このベスト・コンディションに調整できなかったとしても諦めないで! エアコンかける前に、「寝具」に、もう一工夫してみましょう。



肌は色を“見ている”?!




私たちは目で色を識別し、目から入った情報によって色の影響を受けると考えていますが、実は目隠しした状態でも、皮膚で色を“感じる(見る!)”ことができるという実験結果があります(赤い部屋と青い部屋の実験)。
目隠しした被験者を赤い部屋に連れていくと皮膚温度はサーモグラフィカメラの針が振りきれるほど上昇、血圧や心拍数もどんどん上がったのに対し、青い部屋に連れていかれた被験者は「涼しい、気持ちが良い」と答え(サーモグラフィにも変化無し)、血圧や心拍数も落ち着き、脳波にもα波~θ波が現れたというもの。

かくして、滞在しているほとんどの時間、目を閉じて過ごす寝室という場所の「色」の影響を軽視するわけにはいかないことが伺えます。つまるところ、夏の寝室に「赤」はご法度!

夏の寝室に適した色は青系などの寒色、また温度感のない白系といわれますが、インテリア上の青の効果や使いかたに関しては、インテリアカラーのテクニック(1)夏色インテリア・ブルーの不思議(インテリアコーディネートサイト)に詳しく記述されています。要チェック!!!




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