前回の記事「フニワラさんの「使ってみました!」シリーズ・2 イケイケ! 浴室暖房乾燥機!」
■うちも浴室暖房乾燥機を入れたい!
快晴の日はともかく、今年はもう数回、雪のため活躍しているフニワラ家の『浴室暖房乾燥機』。実は花粉症のシーズンにも活躍できるんです…。(外に干すと、花粉が洗濯物に付いて、家の中に持ち込まれてしまいます。)
ところで、先日フニワラ家に数日滞在したフニワラ(妻)の(母)。夜の入浴時に、「暖房」機能を堪能した後、『浴室暖房乾燥機』につよい興味を示して言いました。
「うち(実家)のお風呂にも、ソレ、くっつけられるの?」
冬の入浴時、ものすごく寒いフニワラ(妻)の実家。ついでフニワラ両親、ぼちぼち血圧なんかも気になりだすお年頃。
導入を検討してもいいんじゃなーいなんて話しつつ気になっているらしいのはヤッパリ“工期”や“導入コスト”。
家をぼこぼこにしてしまうような大掛かりなリフォーム工事が必要なの?! 何十万円もかかるの?!
そんな疑問を前回の記事でも持った方がいらっしゃるかもしれません。今回はその辺を調べました。
■どうすれば導入できるの? いくらなの?
既存のお風呂に、『浴室暖房乾燥機』を後付けする場合。
「後付け工事」が必要になります。
なんだか面倒くさそう!?
いえ、意外にそれほどでもなさそうです。
後付け用の『浴室暖房乾燥機』の形態には大きく2種類があります。
・壁掛け式
と
・天井埋め込み式
工期は、「壁掛け式」で半日から1日といったところ。「天井埋め込み式」の場合は、浴室の壁も補修・改修することになるため「壁掛け式」ほどの短期ではできませんが、工事後の見た目はすっきりします。
一般的に「天井埋め込み式」は新築の際に、既築のお風呂に工事する際には「壁掛け式」が採用されているようです。
ただし、いずれも住まいの現況により、工期は変動するので正確な工期は現場を見てもらってからになります。
何日もお風呂に入れないのでは? という不安も、1日くらいの工事だったら無用かもしれませんね。
また、『浴室暖房乾燥機』の熱源には、
・電気式
と
・ガス式(灯油式)
の大きく2種類があります。一般的には導入時のコストは電気式が小さく、ランニングコストはガス式(灯油式)が小さいと言われています。
「ガス式・灯油式」は導入時、本体のほかに「熱源機(給湯器・ボイラー)」が必要になる分だけイニシャルコストが余計になります。目安としてはヒーターを内蔵している電気式の場合は約10万円、ガス式の場合は一式で約20万円ほどですが、既に床暖房用などのため、大きな給湯器が設置されているお宅ならば、電気式+αくらいのコストで導入することができるでしょう。
フニワラ(妻)の実家の場合、既築かつプロパンガス使用の地域に住んでいます。イニシャルコストを押さえるつもりなら「電気式」の、「壁掛け式」が一番おてがるに導入できるタイプ。ただ、在来工法の1坪ある浴室なので、ランニングコストを考えたら熱源を灯油にしたほうが無難かも。使用頻度など充分考えて、タイプを考慮する必要はありそうです。
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