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どちらを選ぶ?!西向きvs東向き(3ページ目)

「けっこういい場所にある賃貸なんだけど東向きだから悩んでる」「間取りや価格には文句ないんだけど、西向きなのよね、どうしよう」……こんな迷いをお持ちのあなたに。

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

■「東向き」物件のメリット・デメリット
<メリット>

・朝日の恩恵

リビング・ダイニングがバルコニーに面した部屋に割り当てられている場合、その部屋に朝日がしっかり入る「東向き」物件は、会社や学校に向かう家族にとって気分的・精神的なポジティヴィティを与えてくれることでしょう。一戸建てでも「ダイニングには朝日が欲しいから東に」と希望する方は多いものです。また朝から電灯を点けずに済むというのも、ちょっとしたお得感をかもしだしてくれるものです。朝が早く、活発に活動(掃除・洗濯・ふとん干し)などをする場合、午前中の日照を得られる環境は動きやすく便利に感じます。

・夏場の涼しさ

日照がほぼ午前中に限られるため、もっとも気温が上がる時間帯に部屋が熱せられることがなく、夜なども「南向き」「西向き」と比べて涼しい環境を享受することができます。

・「南向き」よりも価格が安い(ことが多い)

「西向き」のケースと類しますが、同条件の「南向き」物件と比べて、価格的メリットがあります。


<デメリット>

・日照の不足感

「暗さ」というのは開口部の大きさに左右されやすいので、「東向き」だから安易に「暗い」「明るい」という心配をする必要はありません。
しかし特に冬季の日照に関して言えば、昼間家にずっといる立場の人にとっては、不足感を否めないかもしれません。
洗濯物を干すにしろ、ふとんを干すにしろ、朝はやくの気温の上がっていない時間帯だけ直射日光が当たるという状況になります。
ただ、乾燥機付き洗濯機を利用している場合や、周辺環境(排気ガスなどの心配)によってふとんの天日干しをする状態ではない場合など、あまり関係ないとも言えます。




○次ページでは、「でも、自分にとって必要な住まいの条件に合致するかどうか?」を考察!

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