新築マンションで、体調が悪くなった。もしや…?
この春、新築マンションに引っ越したばかりのガイド藤原の体調は、決して「良い」とは言えない状態でした。ひどい花粉症。忙しかった引越し前後の疲労。アレルギー症状、倦怠感、頭痛、胃の不快感……。「まさかとは思うけど、もしや?」
そう、私や家族が疑ったのは、『シックハウス症候群』。
これまで住んできた住まいは殆ど二十数年という年数が経ったマンションばかり。今まで無縁だと思ってきた『シックハウス』が自分に降りかかるとは…? でも本当にそうなのかしら? 低ホルムアルデヒドの建材を使用しているという、マンション施工時の説明は、嘘だったのかしら???
体調不良の原因確定のため、またマンションへの疑惑を晴らすためにも、いちど『ホルムアルデヒド検査』してみることが必要なのかも知れないと考えた私たち家族。そこでこちらで紹介されているホルムアルデヒド簡易チェックを我が家で実施してみることにしたのでした。
ホルムアルデヒド、どうやって調べるの?
検査依頼フォームで自宅の住所など送り、程なく宅急便で届いたのは『室内ホルムアルデヒド検査キット』。 説明書を読みます。ふんふん。アルミケースに入った小さいガスチューブを、測定したい部屋の上方にセット、24時間放置するだけ! 超カンタンです。そこで、普段生活している居間と、家の中で一番“ノリ臭い”北の5畳のクローゼットの中の2箇所にセットしました。
引越ししてきてちょうど2週間経った頃のこと。でも実は、新築だというのにほとんど、窓を開けての『換気』ってしてきてなかったんです。ホントなら『換気』って絶対しなくちゃいけないことなんですが、花粉が怖くて、居間では24時間空気清浄機を回して凌いでいたんです。そういうこともちゃんと測定キット同封のアンケートで聞かれてしまいます。正直に答えましょう。それから待つ24時間。ドキドキ。