(1) 冬の暖房は適温で。寒さへの抵抗力を失わないようにしよう!※インフルエンザウィルスは高い気温に弱い。でも適温は20~25℃。部屋を暖めすぎると、外気に当たったときの体温調節がうまく行かなくなる。(2) 部屋の気温格差が大きいと、汗をかいたり、冷えたりしがち。汗が冷えると、体温が奪われてしまう!※部屋間の気温格差は、ヒートショックと呼ばれる症状(血管の急激な収縮や血圧の上昇)を招き、お年寄りには命取りにもなる。ゾクっとしたら赤信号。(3) 寒さ・乾燥はインフルエンザにとって温床!※インフルエンザウィルスは、気温が低いほど活発に活動する。 ウィルス生存率の実験では、気温10度・湿度20%では6割以上が生存、気温10度湿度50%では4割が生存、気温32度湿度80%では全滅するというデータがある。ただし湿度を上げすぎることによって、カビやダニの被害も出てくるので注意が必要。湿度は55%前後が目安。(4) 厚着をしたり、厚着をしたまま寝ると抵抗力が弱まる!※着膨れて汗をかいて、汗が冷えると体温が奪われるモトに。寝るときはパジャマなど薄着で寝られるような環境で。(5) 外出に着たコートなど、上着は外で充分ホコリを払い、家の中では着回さない! ウィルスが付着しています!※寒いからといって、外で着た上着を着たまま家の中で動き回らないようにしましょう。上着はよく払ってから家へ。不特定多数のひとと電車の中などで触れ合うヒトは特に注意!(6) できるだけ掃除はマメに! 家の中のホコリが、咽喉をいため、気管をいため、ウィルスの付着を呼ぶ!※寒いとなかなか掃除が出来ないもの。でもせめて換気なども兼ねて1週間に1度は部屋の掃除を。(7) 湿った布団は病気のもと!※インフルエンザウィルスは冬の直射日光でも20分で死滅するといわれます。できるだけ布団は直射日光に当てて。まくらも忘れずに。干せない場合は、布団乾燥機などで、ふとんの湿気は取るように心がけましょう。…どうでしたか? あなたのお宅も、インフルエンザに好かれちゃう住まい?!参考: 『ポピュラーサイエンス インフルエンザと戦う』 梅田 悦生著 裳華房 厚生労働省インフルエンザ対策キャンペーンホームページ【編集部おすすめの購入サイト】Amazonで人気の掃除用品をチェック!楽天市場で人気の掃除用品をチェック!前のページへ123※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。