掃除機の集塵力はモーターの吸引力だけでなく、ノズルの性能も大きな影響します。最近のノズルは、マイナスイオンでホコリを集塵しやすくしたり、ブラシの回転や構造を工夫したりと、年々高性能になっています。しっかりその性能を把握しましょう。それでは、一般的なヘッドを整理しておきます。
モーターヘッド型
カーペットの多い家やペットを飼っている人などにおすすめ。ヘッド部分のブラシがモーターで回転するタイプです。強制的にブラシが回転するので、ホコリをしっかりかき出してくれます。モーターが含まれているため、ヘッド部分がやや重くなっていますが、自走式で作業労力を軽減する工夫もされています。各メーカー共、高性能機種はこの「モーターヘッド」が主流です。
エアータービンヘッド型
フローリングの多い家に向いています。ヘッド部分のブラシが、吸い込まれる空気の力で回転するタイプです。モーターヘッドに比べると、カーペットなど奥のホコリをかき出す力はやや劣ります。現在は、一部のメーカーを除き、安い価格帯の掃除機が、このタイプとなっています。
付属アタッチメント型
すき間ノズルやブラシタイプなどのアタッチメントが付属品として付いてきます。最近は、足で踏むとワンタッチで隙間ノズルに早変わりしたり、T字型ヘッド自体が隙間ノズルに変化するなど、各社の個性が表れています。店頭などで実際に試して使い勝手のよいものを選びましょう。
■代表機種:プチサイクロン【MC-SR540G】(パナソニック)T字ノズルを踏めば子ノズルになる「親子ノズル」は大人気の機能。ノズルの先にLEDナビライトがあり、隅のホコリがよく見える。
■代表機種:かるパック【CV-PD700】(日立)
ノズルの使いやすさに定評がある日立。ワンタッチで伸びる「サッとズームパイプ」左右90度曲がる「クルッとヘッド」薄くフラットになる「ペタリン子構造」高いところも狭いところも自在に使える「ワイド曲が~るロング吸口」など、優れたノズルで掃除のストレスが軽減!
次は掃除機のメンテナンスについて、ポイントを押さえましょう。集めたゴミの捨て方やお手入れの簡単さなど、その性能や経済性をしっかり把握しておきましょう。
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