キャンセル待ち200人！憧れのお料理教室(3ページ目)

前代未聞の空中レンコン・ショー！

スライサーがあれば、パリパリの食感がいつまでもおいしいレンコン・チップスをつくれちゃう！

画期的なお料理の手法は、まだまだ続きます！ この日のレッスンで私がもっとも興奮したのがコレ。トッピングに使うレンコンチップをつくる工程です。「さあ、エアーレンコン・ショーのはじまりですよ（笑）」とニッコリしたかと思ったら「右手にピーラー、左手にレンコン、っと」と歌うように、油の入った鍋に向かう先生。なんと、そのままシャーッ、シャーッと火にかけた鍋の上でレンコンをスライスしはじめたんです！

　
常識的に考えると、レンコンは皮をむいてスライスしたものを酢水にさらしてから水気をきって揚げる……と思いません？ それを皮もむかずに、酢水にもさらさずに、そのままシャーって！　こうすることで、「レンコンは空気を含みながら油に入っていくのでカリッと揚がり、しかも揚げてからしばらくたってもそのままの食感をキープできるんですよ」、とのこと。できあがりに、興味津々です！

悶絶級のレンコンチップスのおいしさに感涙

レッスンの基本はデモンストレーション。でも、たまに一緒に参加することも……

「レンコンは皮の近くがおいしいんです。そして、スライスした瞬間に揚げてしまうことが、おいしさの決め手になるんですよ」と、まるで刀削麺づくりの職人のような手際のよさで、ニコニコしながら次々とレンコンを揚げていく先生。薄いレンコンがシュワーっと鍋に落ちていく様子は、見ていて楽しいだけでなく、なんだかとってもおいしそう…。もちろん誘惑に打ち勝てなかった私は、コッソリ分けてもらい、塩をパラパラッとかけて食べてみたところ、悶絶級のパリパリのおいしさにビックリ！ 「今こそ我にビールを！」と叫びそうになったくらい、これだけでナイスなおつまみができあがります。

「IHだと素手でできますが、ガスコンロの方は手が熱くなるので軍手をするといいですね」とは、レンコン・ショーをする際の、先生からのアドバイス。ガス台に限らず、新しい調理器具や電化製品、おいしい調味料や新顔の野菜についてなど、食に関する精度の高い情報を得ることができるのも、人気のあるお料理教室ならではのメリットです。日本中のおいしいものや便利な道具が、こちらにくればすべて揃っているわけですから！