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生徒のひとりひとりのフルネームを覚えていて、レッスンではファーストネームで呼ぶ若林先生。「大切な人のお名前を覚えるのなんて普通のことでしょう?」とニッコリ! |
今、日本でいちばん予約が取れないお料理教室って、どこにあるかご存じですか? 月曜日から土曜日までレッスンは毎日あるにもかかわらず、キャンセル待ちの人の数、なんと現在200人を超えるという驚きのお料理教室があるんです。しかも、キャンセルが出てもそのお知らせがメールで配信された途端、たったの10秒で埋まってしまうほど熱狂的な人気があるとか!
「いったい、どんな先生が教えているの?」「一度でいいから、レッスンを受けてみたい!」そんな多くの声におこたえするべく、早速、潜入してみましょう!
「遅咲きのキッチンのピン芸人」こと、若林三弥子先生のご登場!
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毎朝7時半から夕方までキッチンに立ってお料理教室を楽しむ若林三弥子先生のファンは多い |
予約の取れないお料理サロン
「ボアメーザ」は、東京から1時間以内で行かれる北鎌倉にあります。丘の上の一軒家で迎えてくださるのは、若林三弥子先生です。若林先生のご著書
「おくちにあえば、うれしいです」には、華麗な“おもてなし料理”のアイデアが一杯つまっていますが、単なるレシピ本ではないところが、多くの読者の支持を集める理由でしょう。なんていうか、「読んでいる人に、よろこんでもらいたい!」というスピリットがビシビシ伝わってくる、読ませる1冊なんです。
ご自身のことを「遅咲きのキッチンのピン芸人」と呼んで朗らかに笑う若林先生は、まずは到着した私たちをウェルカムティーを煎れて迎えてくれます。「今日は、サクランボの日本茶なんですよ」の先生のひと言で、生徒の私たちも「へぇー!」と、初対面の顔合わせの場が一気に和みます。一杯のお茶から、優雅な世界ははじまっているんですね。