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私にも描ける!? 気軽に楽しめる日本画

日本画を鑑賞するのは好きだけれど、自分で描くのは難しそう……と思われる方に必見! 完結レッスンで気軽に楽しめる日本画教室をご紹介いたします。手作りアイテムはプレゼントにも最適です。

執筆者:保田 絵美


日本画を身近に感じるレッスンとは!?

おけいこ
和のグリーティングカードで日頃の感謝の気持ちを綴ろう!
日本画を鑑賞するのは好きだけれど、自分で描くのは難しそう……と思われる方は多いのではないでしょうか。ガイドもその一人。学生時代の授業で使った、鉛筆デッサンや油彩、水彩などの画材は慣れ親しんできたけれど、日本画制作に使用する、和紙や岩絵の具、墨、膠(にかわ)には無縁だったのが理由の一つ。

しかも、「日本画=専門的で難しいとか、古いものという先入観」があるのも事実のようです。でも考えてみたら、日本画で使用している和紙や墨は、日本人が慣れ親しんできた素材なんですよね。先入観を無くして素材を楽しむことができたら、日本画を身近に感じられるのではないでしょうか。

今回ご紹介する「佐藤美術館」は、日本画を気軽に体験したい方にピッタリのワークショップを開催しています。完結レッスンなら気軽に参加できるのでは? さっそく次の項目では、「飛び出す和紙のカード作り」を体験してきました。紙・墨に加えて、様々な文様や織物のはぎれ等をコラージュしたオリジナルカードに仕上がるそう。どんな作品が出来たのでしょうか!?

日本画素材で“和”のカード作り! 体験レポート

おけいこ
まずは、鉛筆でデザインを下書きします。織物のはぎれはカードのアクセントに!
今回ガイドは、新宿御苑近くにある「佐藤美術館ワークショップ」で「飛び出す和紙のカード作り」を体験しました。
さっそくレッスンがスタート! まず、誰にどのような内容のカードを贈りたいのかを考えます。ガイドは友人に、暑中お見舞い状を贈ることにしました。手書きの温かさを感じられる手作りカードはプレゼントに最適です。描きたいイメージが固まったら、鉛筆でデッサンしていきます。

おけいこ
作家の伴戸玲伊子先生に教わりながら、ポイントとなる飛び出す台紙の位置を決めていきます
次に、鉛筆でデッサンした箇所を墨でなぞります。空白のスペースには、和紙や織物のはぎれを使って飾りをつけました。“和”のカードに日本の象徴である“桜”を合わせたら素敵かなぁと、創造力が膨らむと集中力もアップ! そして最後に、飛び出す台紙を貼って完成です。

おけいこ
日本画制作に必要な墨・和紙を用いた、世界に一つの手作りカードが完成!
暑中お見舞い状以外にも、お誕生日祝いや季節のご挨拶状など、アレンジが自由自在なので大活躍間違いなしですね! 日本画の素材に触れていると自然と心が落ち着き、充実した時間を過ごせました。
次回のワークショップでは、夏の風物詩「団扇(うちわ)」制作が体験できます。次のページで詳細をお伝えいたします。
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