ハープは楽器発展のルーツだった?
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音色の美しい楽器、ハープを奏でて至福の一時を…… |
今までに経験した楽器と言えば、ピアノやエレクトーン、音楽室にあった楽器類(アコーディオンやピアニカなど)が挙がるのではないでしょうか。自分で演奏しながら、美しい音色に癒されて……。ところが社会人になると、なかなか楽器に触れる機会がありませんよね。なかには、大人になってから再びピアノを始めて、上手にリフレッシュしている方もいます。慣れ親しんだ楽器を再び始めるのもよいですし、大人になってから知った楽器に挑戦するのもワクワクして素敵だと思いませんか?
そこで今回ご紹介するのは、「ハープスクール」。みなさん、一度は音色を耳にした事があると思います。ガイドもその一人。ホテルのラウンジで聴いた、吸い込まれるようなハープの音色に感動しました。あの優雅な音色を自分の手で奏でられたら、どんなに癒されることでしょう。
しかも、ハープは最も起源の古い楽器の一つ。形や大きさ、弦の種類などの異なる様々なハープが、洋の東西を問わず世界中で愛用され(もともと狩猟民族が弓矢の弦を鳴らしたことから始まったとする説もある)、後にハープを原型にして様々な弦楽器類が発展していったと考えれば、まさに“楽器のルーツ”と言えるかもしれません。次の項目では、歴史のある楽器「ハープ」の体験レポートをお伝えいたします。
ハープはどう弾くの? 体験レッスンレポート
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指を置く角度や肘の位置を教わります |
ガイドが体験したのは、日比谷にある「松尾楽器商会 ハープ教室」です。30分間の体験レッスンでは、マンツーマンでハープの弾き方の基礎が学べます。ハープは支柱とサウンドボード・共鳴胴、それらを美しい曲線で結ぶネック、そして弦の部位に分かれ、それぞれが緻密に計算されたバランスのもとに造形されています。
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弦に色がついているので、コードが分かりやすい! |
まずは姿勢から学びました。椅子は半分ほど腰かけている状態がベスト。ハープを右肩にかけたら、右手は肘を曲げ、手首から少し上の部分を共鳴胴に軽くかけます。手は親指を上にして軽く握り、45度の角度で弦に指を置きます。両手ともに小指は使わないのが特徴。先生は、「弾く前に弦を掴むこと、弾いた後は力を抜くことが大切」と教えてくれました。
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教わった指使いや姿勢を維持して練習。見た目はハーピスト!? |
ハープ初体験のガイドでも、優しい音色を奏でることができました。お仕事帰りや休日に弾けたら、日常の忙しさから開放されてエネルギーチャージできそう! しかも、意外にも二の腕を使うハープ。エクササイズにも効果的な楽器だと気づきました。
次のページでは、「松尾楽器商会 ハープ教室」の特徴とお教室の詳細もお伝えいたします。