ものより、記憶! メモリアルなホテル利用術
今回のテーマは「思い出のホテル」。そう、誰にでもひとつやふたつはあるだろう「思い出のホテル」という存在。思い出の形は様々だ。恋人との出会いの場所であったり、その逆であったり……。周年ごとに家族の写真を同じホテルの写真室で撮り続けている家族もいる。ガイドの夢はホテルジャーナリストとして見聞してきた国内外のホテルをワイフと改めて訪れるセンチメンタルジャニーである。ガイドが幼い頃、新聞社のお偉いさんであった祖父が帝国ホテルに縁があった関係で、昭和30年代初頭のエピソードであるが、月に1回は祖父を訪ねて帝国ホテルに家族揃って出掛けて、丸一日ホテルの中で過ごすというライフスタイルがあった。そのときのシガーや外国人レディのえもいわれぬ香水の妖しい香りにメロメロになっていた頃を思い出す。……で、今回はそんな思い出に繋がるホテル利用を薦めてみたい。
ラグジュアリー感漂うウェスティンホテル東京ロビー。非日常的な空間で過ごす時間が思い出になる |
ところで、最近インターネット宿泊予約の状況が一変していることをご存知か。例えば「一休ドットコム」。高級ホテル・旅館を対象にした予約サイトだが、この数ヶ月は「一休限定」の掘り出し物が相次いでいる。それもザ・リッツ・カールトン東京など超高級外資系ホテルがラインナップしているのが嬉しい。また、お得意様限定や期間限定といった条件付きながら様々な特典が付与されているのもホテル・ラヴァーズにとっては嬉しい限り。
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