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「客室」から「寝室」へ進化する快眠ホテル(2ページ目)

都心のホテル宿泊客の6割以上が地元客だというデータが首都圏・関西圏にある。ホテルに「住む」人とは一体どんな人たちなのか? また、「客室」が「寝室」に進化する快眠ホテルが人気というトレンドを追った。

村上 実

執筆者:村上 実

ホテルガイド

「客室」から「寝室」へ……。
快眠のためのホテルがトレンド

レム日比谷
レム日比谷ホテルのシングルルーム
最近、ホテル業界では「快眠パック」なるものが流行っていて、ピロフィッターなる職業が突然フォーカスされたりしている。これは枕の調教師という感じで、万人好みの異なる枕を、一番都合よくそれぞれのホテルゲストに合った枕を選択してくれるという職人を指す。

現在ではどこのホテルにもピロフィッター的なスタッフが存在しているが、草分けは汐留にある「芝パークタワー」。これに続くのが日比谷の「レム日比谷」(remm)。「客室ではなく寝室」というコンセプトは、まさに快眠を貪るには最高のホテルといえるだろう。

快眠のためのあらゆる工夫が随所に施されている。なかでもバスルームはレインシャワーを導入、いままでの日本人の風呂文化を覆す新しいスタイルが好評を博している。特注ベッド、リラクゼーションを追及したルームアメニティ&グッズ。それでいて客室料金は1万円の前半とリーズナブルな設定。20087年4月にオープンした「レム秋葉原」では地元の専門店とコラボレーションで、各客室にテーマ性を設けるなど、都内在住者にとっては新たなホテルライフが楽しめるホテルになるのは間違いないだろう。

<DATA>
レム日比谷
  • 所在地:東京都千代田区有楽町1-2-1

  • TEL:03-3507-0606(代表)/03-3507-4123(宿泊予約)
レム秋葉原
  • 所在地:東京都千代田区神田佐久間町1-6-5

  • TEL:03-3254-0606(代表)/03-3591-4123(宿泊予約)

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