メールマガジンで連載している「ホテルラウンジ体験日記」。今回はその中からホテルオークラ東京[オーキッドルーム]と、ウェスティン都ホテル京都[ティールーム メイフェア]のアフタヌーンティー体験をご紹介します。
ホテルオークラ東京[オーキッドルーム]
しかし今回は、ロビー階[オーキッドルーム]でいただけるティータイム(午後2時半~)限定の「アフタヌーンティー」でおもいっきり贅沢な時間を過ごしてきました。
ホテルオークラの正面玄関を入って奥の右側にある、欧風料理レストラン「オーキッドルーム」。ここではティータイム(14:30~17:00)の時間帯に、アフタヌーンティー(2,940円)を楽しむことができます。
注文をすると、紅茶を積んだワゴンが席の前に運ばれてきます。このワゴンには、イギリスの紅茶会社「テイラーズ」の茶葉12種類が用意してありますが、その中から私たち夫婦が注文した、ヨークシャーブレンドとアロマティンクレモンを目の前で用意してくれました。
茶器はノリタケのものに統一されていて、ポットには冷めないように茶器と同じ絵柄のティーコジー。約4分蒸らし、ちょうど良いころティーカップにそそいでくれます。
ホットウォータージャグにいつでも暖かいお湯が用意され、カップにお茶が少なくなるとちょうど良いタイミングでお茶をそそぎに来てくれます。
さて、三段のケーキスタンドには、(1段目)サンドイッチ、(2段目)スコーン、(3段目)スイーツ。その中ですばらしかったのが「スコーン」で、小ぶりですが暖かく中までサクサクで料理教室の講師でパンやケーキも教えている私の妻も絶賛。
また、イチゴのショートケーキは一見地味な存在ですが、スポンジのきめ細かさ、生クリームの繊細な甘さ、イチゴムースの口どけのよさが絶妙にマッチし、食べてびっくりでした。
白いリネンのナプキンにナイフとフォークも素敵なアフタヌーンティは、二人のティータイムにはもってこい。平日はとても静かで時間を忘れて会話が弾みます。事実私たちも2時間があっという間に過ぎていました。