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906iシリーズのカメラ機能を総チェック(上)(3ページ目)

NTTドコモから発表された906iシリーズのカメラ機能を総チェックしてみよう。まず、上編としてスペックをざっと見てみた。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

microSDHC対応か否かは大きな差になりうる?

対応しているメモリーカードはSO906iも含めて、すべてmicroSDカードとなっている。N906i/N906iμの2機種は4GB以上のmicroSDHCに対応していない。ちなみにこれはN906iL onefoneについても同様だ。
ただし、デジタルカメラで撮影された画像というのは、基本的に容量が小さめに抑えられている。そのため撮影という面だけを考慮するのであれば、microSDHCでなくても問題はないはずだ。

906iシリーズはNの3機種を除いてすべてmicroSDHCに対応している。

ただ、906iシリーズはどれもマルチメディア対応の携帯電話となっているので、カメラだけでなく動画や音楽なども……と考えるとmicroSDHC未対応であることは不安要素になるかもしれない。
実際に筆者はP905iで6GBのmicroSDHCを使用しているが、音楽ファイルを多く入れているとかなり差が出てくるように感じた。

また、SO906iのみが電池パック収納部分にmicroSDカードスロットがあり、他の機種ではすべて外面にスロットがあるということも書いておくべきだろう。

カメラスタイルでの撮影ができるのは?

今回の906iシリーズではSH906i、N906i、およびSO906iの3機種が液晶ディスプレイをひっくり返すことのできる回転2軸ヒンジを搭載している。
この3機種にはそれぞれ、シャッターボタン(SO/SH)、もしくはシャッター代わりとなるボタン(N)が用意されている。

SO906iのシャッター部分。半押しでAFロックも可能な優れもの。

液晶ディスプレイが表にある状態でSOはシャッターボタン長押し、SHはシャッターボタンを押すことでカメラ機能が起動する。
ちなみにこの2機種は、シャッターボタンの半押しでオートフォーカスロックをすることも可能であり、デジカメライクな使いかたができる。

ただ、SH906iに関しては、逆ヒンジを採用しているために液晶ディスプレイに右手親指をかけないようにしたい。ぐらつきが出てきてしまうためだ。
SO906iも微妙にぐらつくが気にするほどではない。それでもシャッターを押すときには本体側に右手親指を置くことをオススメする。

SH906iは液晶側に指をかけるとややぐらついてしまう。

ちなみにN906iはかなりヒンジ部分ががっしりとしており、ぐらつきはほとんどない。

N906iのヒンジのがっしり具合は異様。

スペック一覧の最後は手ぶれ補正機構と顔認識について書いておくとしよう
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