小型10倍ズームデジカメ3機種を比較レビュー!
LUMIX DMC-TZ1が端緒を切った10倍ズームレンズを搭載していながら、そこそこ小型で取り回しのよいという特徴を持ったデジタルカメラのジャンル。そこにキヤノン、ソニーが飛び込んできた。これまでの高倍率ズームは15~18倍という超高倍率ズームとなり、10倍ズームはまた異なったジャンルとして形成されてきている。
といったわけで今回は10倍ズーム+小型機というジャンルを形成しているLUMIX DMC-TZ3、Cyber-Shot DSC-H3、PowerShot SX100ISの3機種を取り上げてみた。
LUMIX DMC-TZ3
市価 42,800円
07年06月15日発売
ソニー
Cyber-Shot DSC-H3
市価 37,800円
07年09月14日発売
PowerShot SX100IS
予価 38,800円
07年10月下旬発売予定
まず、3機種の共通点を見てみよう。
共通しているのは10倍ズームレンズを搭載していること、光学ファインダーやEVFを搭載していないこと、そして光学式手ぶれ補正機構を搭載していることだ。
逆にいえば、これらの共通点以外のコンセプトは微妙に異なっている。そのあたりを中心にレビューしてみるとしよう。
本体の大きさは似たり寄ったり
まずは大きさを比べてみよう。機種
もっとも小さいのはDMC-TZ3。もっとも大きいのがPowerShot SX100ISとなっている。
ただし、どれもポケットに入るような大きさではなく、セカンドバッグなりトートバッグなりに入れておかねばならないものであることに変わりはない。そういう意味ではほぼ同一の大きさであるともいえるだろう。
▲今回取り上げる3機種を並べて横から見たところ。 |
▲起動した状態。PowerShot SX100ISがやや大きいことが分かる。 |
写真を見てもわかるように、現在の15~18倍の高倍率ズームに比べればはるかに薄い。気軽に持ち歩ける大きさではある。
しかし、いわゆるコンパクトデジカメに比べたら大きいといったところだ。
さて、大きさ以外の比較を次ページからやっていくとしよう。
(Pgae2へ)
・Page1 小型10倍ズームデジカメ 3機種をチェック ・Page2 3機種ともに微妙に異なる焦点距離 ・Page3 液晶ディスプレイの見え方に大きな違いが! ・Page4 やっぱり質感は大事? ・Page5 DMC-TZ3/DSC-H3/PowerShot SX100IS実写比較画像 |
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