勃発! 1200万画素大戦!
コンパクトスタイルのデジタルカメラも1200万画素時代に突入した。1000万画素はカシオのEX-Z1000が一人勝ちしてしまった印象があるが、今回は3社がほぼ同時に1200万画素のコンパクトスタイルデジカメを発売している。
以下の3機種だ。
・カシオ EXILIM EX-Z1200(商品情報)
・松下電器 LUMIX DMC-FX100(商品情報)
・ソニー Cyber-Shot DSC-W200(商品情報)
価格はDMC-FX100が42800円ていど、EX-Z1200/DSC-W200が5万円弱といったところである。
比較的、高級路線ということができるだろう。どれも金属ボディをおごっており、質感はそこそこ以上。
また、いわゆる専業メーカーではなく、家電メーカーが揃っていることが面白い。
この3機種を並べてみると、大きさが実に似通っている。
▲多少の差異はあるが、厚さ・大きさ共に同じレベルに収まっている。 |
また、重量もほとんど似たようなレベルで収斂している。
▲下からEX-Z1200、DMC-FX100、DSC-W200の重量。すべて本体+バッテリー+メディアの重量。 |
DMC-FX100は1.72型1200万画素CCDを採用している。どこのものとは発表されていないが、おそらくはシャープ製のものであろうと思われる。
DSC-W200、EX-Z1200は1.7型1200万画素CCD。こちらはおそらくソニー製のもの。
また、方式は違えども機械式の手ぶれ補正機構を搭載しているのも特徴といえるだろう。
もはや中級機~高級機のセグメントでは機械式手ぶれ補正機構なしでは売れ線に乗れないといいうのが明白になったということだろう。
といったところが今回取り上げる3機種の共通点。次ページからはそれぞれがどのような特徴を持っているのか、見ていくとしよう。
(Page2へ)