広角レンズを搭載したDMC-FXシリーズ
パナソニックがPMAを前にして、数多くの新製品を投入してきた。去年の日本国内シェア(コンパクトスタイル)では、ついに2位になったこともあって、積極的な商品展開がなされている。
このDMC-FX01は、その中でもメインストリームに置かれている製品だ。
35-105ミリ相当という3倍ズームレンズを搭載してきたこれまでのDMC-FXとは異なり、28-102ミリという広角ズームレンズを搭載している。
今回は超速攻プレレビューということで、この広角レンズの効果と前機種であるDMC-FX9との比較をメインに見てみた。
なお、本格的なレビューが掲載された際にはメールマガジンにて告知を行っている。こちらのページから、ガイドメールマガジン登録をしていただきたい。
DMC-FX01
市価 46,800円
2006年3月10日発売
ワイドレンズで広~く撮れる
プレレビューであるのでとりあえず──という形ではあるが、なにはともあれ28mm相当という広角レンズの実力がいかほどのものかを見ていただろう。▲DMC-FX9 35ミリ相当 F2.8 1/320秒 ISO80 |
▲DMC-FX01 28ミリ相当 F2.8 1/320秒 ISO80 |
上がDMC-FX9のワイド端で撮影したもの、下がDMC-FX01のワイド端で撮影したものだ。
もちろん、撮影している位置は同一だ。
広角レンズの楽しさは、広く撮影できるというだけではない。
そのほかにはパースペクティブを楽しむ……というようなこともできる。いわゆる鼻デカ犬などは、その効果が如実に出る魚眼レンズという極端な広角レンズを使って撮影されている。
このパースペクティブ ── いわゆるパースについては、本レビューにおいてもう少し詳しく語る予定だ。
パナソニックも広角レンズの楽しさをアナウンスするために、専用のページを作っている(はじめよう 広角28mmライフ)。こちらも参照していただきたい。
さて、広角レンズがどのような効果を持っているかを見たところで、スペックもざっと俯瞰してみよう。
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